| パラメータ | 内容 |
|---|---|
| 標本化周波数(サンプリング周波数) | 1秒間のサンプル数。高くすると高周波数まで録音可能 |
| 量子化ビット数 | 振幅の分解能。大きいほど量子化雑音が小さい |
「標本化周波数までの周波数成分を録音できる」は誤り → 標本化周波数の**半分**まで。
標本化周波数を低くしたとき低下するもの:
標本化周波数を変えても変化しないもの:
| 特性 | 広帯域分析(短時間窓) | 狭帯域分析(長時間窓) |
|---|---|---|
| 時間分解能 | 高い(良い) | 低い(悪い) |
| 周波数分解能 | 低い(悪い) | 高い(良い) |
| 主な観察対象 | 子音の変化・ホルマント遷移・調音運動 | 倍音構造・ピッチ変化(イントネーション) |
時間窓長を長くする → 周波数分解能が向上、時間分解能は低下
「時間窓長を長くすると時間分解能・周波数分解能が良くなる」は誤り → トレードオフの関係。「時間分解能は良くなるが周波数分解能は変わらない」も誤り。「時間分解能は悪くなるが周波数分解能は変わらない」も誤り。
広帯域分析では「調波構造の観測に適する」「精密な周波数分析に適する」は誤り → 狭帯域の特徴。「時間分解能が低い」は誤り → 広帯域は時間分解能が高い。
| 識別 | 音響手がかり |
|---|---|
| /ba/ vs /pa/ | VOT(有声開始時間)の差。ボイスバーの有無 |
| /ba/ vs /ga/ | 後続母音の第2フォルマント遷移の方向 |
| /pa/ vs /ka/ | 子音部にボイスバーはない。後続母音のF2遷移が異なる |
| /ga/ vs /ka/ | 後続母音 /a/ の第2フォルマント周波数遷移は異なる(/ga/は下降、/ka/は上昇) |
| /da/ vs /ga/ | 第2フォルマント周波数遷移で区別(F1遷移は同じ) |
「/ba/と/ga/の違いは子音部のボイスバーの有無」は誤り → どちらも有声なのでボイスバーが出る。違いは後続母音のF2遷移。「/pa/と/ka/の子音部にボイスバーが観測される」は誤り → どちらも無声なのでボイスバーなし。「/ba/と/pa/の違いは後続母音のF2遷移」は誤り → VOTの差が主な手がかり。「/da/と/ga/はF1遷移が異なる」は誤り → F2遷移で区別。