| 分析 | 時間分解能 | 周波数分解能 | 観察できるもの |
|---|---|---|---|
| 広帯域分析 | 高い | 低い | グロッタルパルス・ボイスバー・フォルマント遷移 |
| 狭帯域分析 | 低い | 高い | 調波構造・イントネーション(F0変化)観察に適する |
「マッチ」の促音:閉鎖区間の持続が観察される(摩擦でも鼻音でもない)
| 子音 | 音響特徴 |
|---|---|
| 破裂音(/p/ /t/ /k/) | 閉鎖区間→破裂区間。識別:後続母音へのフォルマント遷移・破裂区間の振幅スペクトル |
| 鼻音 | 低域に強い周期性(鼻音マーマー)・アンチフォルマント |
| 接近音 | フォルマントのゆっくりとした遷移 |
| 無声歯茎摩擦音[s] | 4 kHz以上に強い成分 |
| 弾き音 | 持続時間が100 ms より短い |
| ボイスバー | 有声子音に見られる低周波域の縦縞 |
| 現象名 | 内容 | 出題回 |
|---|---|---|
| ロンバード効果 | 雑音環境下で話者が適応的に発話音量を上げる現象 | 第28回 |
| ハース効果(先行音効果) | 先行音の方向に音源が定位する現象 | 複数回 |
| 母音スペクトル分析 | 「声道の特性を表さないもの」=線スペクトルの周波数間隔(= F0 = 音源の特性) | 第21回 |
| 誤りの選択肢 | 正しい内容 | 出題回 |
|---|---|---|
| 広帯域分析は調波構造の観測に適する | 狭帯域分析が調波構造観測に適する | 第27回 |
| 時間窓長を長くすると時間分解能が上がる | 時間分解能は下がり周波数分解能が上がる | 第26回 |
| 標本化周波数までの周波数成分を録音できる | 標本化周波数の半分まで録音できる | 第21回 |
| 弾き音の持続時間は100 msより長い | 100 ms より短い | 第22回 |
| 低域では両耳間強度差が方向の手がかり | 低域では両耳間時間差が手がかり | 第17回 |
| 臨界帯域幅は中心周波数によらず一定 | 中心周波数に依存して変化する | 第20回 |
Q1. 広帯域分析と狭帯域分析の違いを時間分解能・周波数分解能の観点から説明せよ。
Q2. ナイキスト定理とは何か。標本化周波数44.1 kHzでは何 Hzまで録音できるか。
Q3. 「にっしんげっぽ」のピッチ曲線が途切れる箇所は何か所か。
Q4. 低周波数域での音源方向知覚の手がかりは何か。
Q5. 臨界帯域幅以上では帯域雑音の帯域幅を広げるとマスキング効果はどう変化するか。
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