| 発声法 | 音源 | 呼気使用 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 食道発声 | 下咽頭食道接合部(新声門) | ×(肺呼気不使用) | 習得に時間かかる・[h]産生困難・気管孔閉鎖不要 |
| 笛式人工喉頭 | 笛(リード)の振動=人工の振動体 | ○(肺呼気使用) | 気管孔と口をチューブで接続・新声門は鳴らさない |
| 電気式人工喉頭 | 電気振動子(機器)=人工の振動体 | × | 抑揚をつけにくい・ハンズフリーでない・食道粘膜は音源でない |
| 気管食道瘻(シャント)発声=ボイスプロテーゼ発声 | 下咽頭食道接合部(新声門) | ○(肺呼気使用) | 発声時に気管孔を閉鎖・プロテーゼ使用・比較的短期間で習得 |
音源=新声門(下咽頭食道接合部=食道入口部の粘膜)となるのは食道発声と気管食道瘻(シャント/ボイスプロテーゼ)発声の2つだけ。人工喉頭は笛式・電気式ともに人工の振動体が音源で、新声門は振動しない。
「笛式人工喉頭の音源は下咽頭食道接合部」は誤り(笛=リードの振動が音源)。
「電気式人工喉頭は抑揚をつけやすい」は誤り(つけにくい)。
「電気式人工喉頭はハンズフリー」は誤り(手で頸部に当てる必要がある)。
「電気式人工喉頭は食道粘膜が音源」は誤り(電気振動が音源)。