第50回 作業療法士国家試験 午前 第23問
臨床医学第50回午前
第50回 作業療法士国家試験 午前 第23問(臨床医学)の正答は 3 です。心電図で P波が見えず、基線が細かく不規則に揺れ(f波)、RR間隔がばらばら である=心房細動。
問題
心電図(別冊No.2)を別に示す。この患者に最も生じやすいのはどれか。
- 1. 脳出血
- 2. 脳血栓
- 3. 脳塞栓 ✓
- 4. ラクナ梗塞
- 5. くも膜下出血
正答:3番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 40.9%参考値
22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:3番 — 脳塞栓
心電図で P波が見えず、基線が細かく不規則に揺れ(f波)、RR間隔がばらばら である=心房細動。心房細動では心房内(特に左心耳)に血栓ができ、それが流れて脳動脈を詰まらせる心原性脳塞栓症を起こしやすい。
【各選択肢の解説】
1. 脳出血
❌ 誤り。心房細動そのものは脳の血管を破る原因ではない。正しくは、脳出血の最大の危険因子は高血圧で、高血圧による穿通枝の破綻で生じる。
❌ 誤り。心房細動そのものは脳の血管を破る原因ではない。正しくは、脳出血の最大の危険因子は高血圧で、高血圧による穿通枝の破綻で生じる。
2. 脳血栓
❌ 誤り。脳血栓は脳動脈そのものの動脈硬化の部位で血栓ができて詰まる病態である。正しくは、主な原因はアテローム硬化で、危険因子は高血圧・脂質異常症・糖尿病・喫煙などである。
❌ 誤り。脳血栓は脳動脈そのものの動脈硬化の部位で血栓ができて詰まる病態である。正しくは、主な原因はアテローム硬化で、危険因子は高血圧・脂質異常症・糖尿病・喫煙などである。
3. 脳塞栓
✅ 正しい。(=正答)心房細動では心房が有効に収縮せず血液がよどみ、心房内に血栓ができる。血栓がはがれて流れると脳動脈を突然詰まらせ、心原性脳塞栓症となる。突然発症し、広い範囲の梗塞になりやすい。
✅ 正しい。(=正答)心房細動では心房が有効に収縮せず血液がよどみ、心房内に血栓ができる。血栓がはがれて流れると脳動脈を突然詰まらせ、心原性脳塞栓症となる。突然発症し、広い範囲の梗塞になりやすい。
4. ラクナ梗塞
❌ 誤り。ラクナ梗塞は細い穿通枝が詰まって生じる直径15mm未満の小さな梗塞である。正しくは、主な原因は高血圧による穿通枝の細動脈の変化である。
❌ 誤り。ラクナ梗塞は細い穿通枝が詰まって生じる直径15mm未満の小さな梗塞である。正しくは、主な原因は高血圧による穿通枝の細動脈の変化である。
5. くも膜下出血
❌ 誤り。くも膜下出血は心房細動による血栓とは関係しない。正しくは、主な原因は脳動脈瘤の破裂である。
❌ 誤り。くも膜下出血は心房細動による血栓とは関係しない。正しくは、主な原因は脳動脈瘤の破裂である。
【試験対策ポイント】
心電図の見方:①P波があるか ②RR間隔が一定か ③基線が揺れていないか。P波なし+RR不整+f波=心房細動。
| 病型 | 主な原因 | 発症のしかた |
|---|---|---|
| 心原性脳塞栓症 | 心房細動などでできた心内の血栓 | 突然・完成型 |
| アテローム血栓性脳梗塞(脳血栓) | 太い脳動脈の動脈硬化 | 段階的に進むことがある |
| ラクナ梗塞 | 高血圧による穿通枝の病変 | 小さな梗塞・症状が軽いことが多い |
| 脳出血 | 高血圧 | 活動中に発症しやすい |
| くも膜下出血 | 脳動脈瘤の破裂 | 突然の激しい頭痛 |
📗 OTカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、OT国試ノート「内部障害・心肺疾患」第2章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)全科目セット 850円・買い切り / 31科目・全130章。運動学は無料で読めます。購入するとOTカコモンの広告も消えます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
作業療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚12年分・約2,400問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
🗺️
ST-Toolbox の無料サービス
リハ就職マップ | OTの就職先を公的データから探す
見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(身体障害・精神障害・発達障害・老年期)と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国20,364か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。
別タブでさがす →
関連
スポンサーリンク(広告)