OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第50回 作業療法士国家試験 午前 第52問

解剖学第50回午前

第50回 作業療法士国家試験 午前 第52問(解剖学)の正答は 1 です。腸骨筋は大腰筋とともに腸腰筋をつくる股関節の屈筋で、大腿神経の筋枝に支配される。

問題
筋と支配神経の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1. 腸骨筋 ─── 大腿神経 ✓
  2. 2. 大殿筋 ─── 上殿神経
  3. 3. 小殿筋 ─── 下殿神経
  4. 4. 前脛骨筋 ─── 脛骨神経
  5. 5. 内閉鎖筋 ─── 閉鎖神経

正答:1番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 38.6%難問

44人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 腸骨筋 ─── 大腿神経

腸骨筋は大腰筋とともに腸腰筋をつくる股関節の屈筋で、大腿神経の筋枝に支配される。殿部の筋は上殿神経・下殿神経の取り違えがひっかけになる。


【各選択肢の解説】

1. 腸骨筋 ─── 大腿神経
✅ 正しい。腸骨筋は腸骨窩から起こり大腿骨の小転子に付く。腰神経叢の枝である大腿神経(L2〜L4)が骨盤内で筋枝を出して支配する。
2. 大殿筋 ─── 上殿神経
❌ 誤り。正しくは大殿筋は下殿神経の支配である。上殿神経は中殿筋・小殿筋・大腿筋膜張筋を支配する。
3. 小殿筋 ─── 下殿神経
❌ 誤り。正しくは小殿筋は上殿神経の支配である。下殿神経が支配するのは大殿筋である。
4. 前脛骨筋 ─── 脛骨神経
❌ 誤り。正しくは前脛骨筋は深腓骨神経の支配である。脛骨神経は下腿後面の筋(下腿三頭筋・後脛骨筋・長趾屈筋など)を支配する。
5. 内閉鎖筋 ─── 閉鎖神経
❌ 誤り。正しくは内閉鎖筋は仙骨神経叢の枝である内閉鎖筋神経の支配である。閉鎖神経は長内転筋・短内転筋・大内転筋・薄筋・外閉鎖筋などの内転筋群を支配する。名前の似た外閉鎖筋と取り違えさせるひっかけである。

【試験対策ポイント】

神経支配する筋
大腿神経腸骨筋・大腿四頭筋・縫工筋
上殿神経中殿筋・小殿筋・大腿筋膜張筋
下殿神経大殿筋
閉鎖神経内転筋群・外閉鎖筋
内閉鎖筋神経内閉鎖筋・上双子筋
深腓骨神経前脛骨筋・長趾伸筋・長母趾伸筋
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