OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第50回 作業療法士国家試験 午前 第54問

解剖学第50回午前

第50回 作業療法士国家試験 午前 第54問(解剖学)の正答は 5 です。中脳レベルの横断面模式図において、錐体路(皮質脊髄路)は大脳脚(cerebral peduncle)の中央3/5を走行する。

問題
中脳レベルの横断面の模式図を示す。錐体路はどれか。
第50回午前第54問 図
  1. 1. ①
  2. 2. ②
  3. 3. ③
  4. 4. ④
  5. 5. ⑤

正答:5番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 66.7%参考値

12人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — ⑤

中脳レベルの横断面模式図において、錐体路(皮質脊髄路)は大脳脚(cerebral peduncle)の中央3/5を走行する。図を見ると、⑤は横断面の腹側(前面)にある大きな隆起した白質領域(大脳脚)に位置しており、これが錐体路に相当する。

①は背蓋部(上丘・下丘)、②は赤核(中心部の丸い灰白質)、③は黒質(大脳脚背側の暗い帯状構造)、④は中脳水道周囲灰白質、⑤は大脳脚(腹側の大きな白質隆起)に相当する。


【各選択肢の解説】

1.
❌ 誤り。①は中脳被蓋(上丘・下丘付近)の背側部位。
2.
❌ 誤り。②は赤核(中脳中心部の灰白質、小脳からの入力を受け赤核脊髄路を出す)。
3.
❌ 誤り。③は黒質(substantia nigra:ドパミン産生細胞体が多く、Parkinson病で変性する部位)。
4.
❌ 誤り。④は中脳水道周囲灰白質(PAG)付近。
5.
✅ 正しい。⑤は大脳脚(cerebral crus)で、錐体路(皮質脊髄路・皮質橋路・皮質核路)が走行する腹側の大きな白質隆起。

【試験対策ポイント】

中脳横断面の主要構造:

  • 大脳脚(腹側)→錐体路(皮質脊髄路)
  • 黒質(大脳脚と被蓋の間)→ドパミン産生・Parkinson病で変性
  • 赤核(被蓋中心)→赤核脊髄路の起始
  • 上丘(背側)→視覚反射中枢
  • 中脳水道周囲灰白質→疼痛抑制・防衛反応
「中脳腹側の大きな隆起=大脳脚=錐体路」を覚える。


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