OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第50回 作業療法士国家試験 午前 第54問

解剖学第50回午前

第50回 作業療法士国家試験 午前 第54問(解剖学)の正答は 5 です。中脳レベルの横断面模式図において、錐体路(皮質脊髄路)は大脳脚(cerebral peduncle)の中央3/5を走行する。

問題
中脳レベルの横断面の模式図を示す。錐体路はどれか。
第50回午前第54問 図
  1. 1. ①
  2. 2. ②
  3. 3. ③
  4. 4. ④
  5. 5. ⑤

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:5番 — ⑤

中脳レベルの横断面模式図において、錐体路(皮質脊髄路)は大脳脚(cerebral peduncle)の中央3/5を走行する。図を見ると、⑤は横断面の腹側(前面)にある大きな隆起した白質領域(大脳脚)に位置しており、これが錐体路に相当する。

①は背蓋部(上丘・下丘)、②は赤核(中心部の丸い灰白質)、③は黒質(大脳脚背側の暗い帯状構造)、④は中脳水道周囲灰白質、⑤は大脳脚(腹側の大きな白質隆起)に相当する。


【各選択肢の解説】

1.
❌ 誤り。①は中脳被蓋(上丘・下丘付近)の背側部位。
2.
❌ 誤り。②は赤核(中脳中心部の灰白質、小脳からの入力を受け赤核脊髄路を出す)。
3.
❌ 誤り。③は黒質(substantia nigra:ドパミン産生細胞体が多く、Parkinson病で変性する部位)。
4.
❌ 誤り。④は中脳水道周囲灰白質(PAG)付近。
5.
✅ 正しい。⑤は大脳脚(cerebral crus)で、錐体路(皮質脊髄路・皮質橋路・皮質核路)が走行する腹側の大きな白質隆起。

【試験対策ポイント】

中脳横断面の主要構造:

  • 大脳脚(腹側)→錐体路(皮質脊髄路)
  • 黒質(大脳脚と被蓋の間)→ドパミン産生・Parkinson病で変性
  • 赤核(被蓋中心)→赤核脊髄路の起始
  • 上丘(背側)→視覚反射中枢
  • 中脳水道周囲灰白質→疼痛抑制・防衛反応
「中脳腹側の大きな隆起=大脳脚=錐体路」を覚える。


✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク
\ この1問で終わりにしない /
作業療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
関連

▶ 第50回 全問一覧

▶ 解剖学 の過去問一覧

スポンサーリンク