OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第56回 作業療法士国家試験 午後 第41問

精神障害作業療法第56回午後

第56回 作業療法士国家試験 午後 第41問(精神障害作業療法)の正答は 3 です。NEARはコンピューターを用いた神経心理学的教育アプローチであり、統合失調症の認知機能(注意・記憶・遂行機能)の回復を目指す認知リハビリテーションプログラムである。

問題
コンピューターゲームを用いた統合失調症患者の認知リハビリテーションはどれか。
  1. 1. IPS〈Individual Placement and Support〉
  2. 2. MCT〈Metacognitive Training〉
  3. 3. NEAR〈Neuropsychological Educational Approach to Cognitive Remediation〉
  4. 4. SCIT〈Social Cognition and Interaction Training〉
  5. 5. SST〈Social Skills Training〉

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — NEAR

NEARはコンピューターを用いた神経心理学的教育アプローチであり、統合失調症の認知機能(注意・記憶・遂行機能)の回復を目指す認知リハビリテーションプログラムである。コンピューターゲーム的なソフトウェアを活用する点が特徴。


【各選択肢の解説】

1. IPS
❌ 誤り。IPSは就労支援モデル(個別就労支援)。認知リハビリテーションではない。
2. MCT(メタ認知トレーニング)
❌ 誤り。MCTは統合失調症の認知バイアス(ジャンプ・トゥ・コンクルージョン等)を修正するプログラムで、紙媒体・グループ形式が多い。コンピューターゲームが主体ではない。
3. NEAR
✅ 正しい。コンピューターソフトウェアを使用した認知機能リハビリテーション。動機付けを重視し、ゲーム的要素を取り入れた点が特徴。
4. SCIT
❌ 誤り。SCITは社会認知(表情認識・他者意図理解)のトレーニング。コンピューターゲームを主体とするプログラムではない。
5. SST
❌ 誤り。SSTは社会生活技能訓練。ロールプレイが中心であり、認知機能訓練とは異なる。

【試験対策ポイント】

統合失調症の認知リハプログラム対応表:NEAR=コンピューター使用、MCT=認知バイアス修正、SCIT=社会認知、SST=社会的スキル、CRT(認知矯正療法)=全般的認知機能。「コンピューターゲーム」という記述が出たらNEARを選ぶ。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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