第56回 作業療法士国家試験 午後 第41問
精神障害作業療法第56回午後
第56回 作業療法士国家試験 午後 第41問(精神障害作業療法)の正答は 3 です。NEARは、市販の教育用コンピューターソフト(ゲーム形式の課題)を使って注意・記憶・遂行機能などの神経認知機能を訓練する認知リハビリテーションである。
問題
コンピューターゲームを用いた統合失調症患者の認知リハビリテーションはどれか。
- 1. IPS〈Individual Placement and Support〉
- 2. MCT〈Metacognitive Training〉
- 3. NEAR〈Neuropsychological Educational Approach to Cognitive Remediation〉 ✓
- 4. SCIT〈Social Cognition and Interaction Training〉
- 5. SST〈Social Skills Training〉
正答:3番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 61.1%参考値
18人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — NEAR〈Neuropsychological Educational Approach to Cognitive Remediation〉
NEARは、市販の教育用コンピューターソフト(ゲーム形式の課題)を使って注意・記憶・遂行機能などの神経認知機能を訓練する認知リハビリテーションである。課題を楽しみながら自分で選んで取り組むことで、内発的動機づけを高める点に特徴がある。
【各選択肢の解説】
1. IPS〈Individual Placement and Support〉
❌ 誤り。認知機能の訓練ではない。正しくは、IPSは一般就労を希望する人をすぐに職場に結びつけ、就職後も継続して支援する個別就労支援のモデルである。
❌ 誤り。認知機能の訓練ではない。正しくは、IPSは一般就労を希望する人をすぐに職場に結びつけ、就職後も継続して支援する個別就労支援のモデルである。
2. MCT〈Metacognitive Training〉
❌ 誤り。コンピューターゲームを用いる訓練ではない。正しくは、MCTは結論への飛躍などの認知の偏り(認知バイアス)に気づかせることをねらう、スライド教材を使ったグループ形式のプログラムである。
❌ 誤り。コンピューターゲームを用いる訓練ではない。正しくは、MCTは結論への飛躍などの認知の偏り(認知バイアス)に気づかせることをねらう、スライド教材を使ったグループ形式のプログラムである。
3. NEAR〈Neuropsychological Educational Approach to Cognitive Remediation〉
✅ 正しい。(=正答)コンピューターソフトの課題で神経認知機能を訓練する。課題で使う力を日常生活に結びつけて話し合うグループ(ブリッジング)を組み合わせ、生活への般化をはかる。
✅ 正しい。(=正答)コンピューターソフトの課題で神経認知機能を訓練する。課題で使う力を日常生活に結びつけて話し合うグループ(ブリッジング)を組み合わせ、生活への般化をはかる。
4. SCIT〈Social Cognition and Interaction Training〉
❌ 誤り。コンピューターゲームが中心の訓練ではない。正しくは、SCITは社会認知(表情から感情を読みとる・他者の意図を推測する・出来事の原因の帰属)をグループで訓練するプログラムである。
❌ 誤り。コンピューターゲームが中心の訓練ではない。正しくは、SCITは社会認知(表情から感情を読みとる・他者の意図を推測する・出来事の原因の帰属)をグループで訓練するプログラムである。
5. SST〈Social Skills Training〉
❌ 誤り。神経認知機能をコンピューターで訓練するものではない。正しくは、SSTはロールプレイ・モデリング・正のフィードバックで対人技能や生活技能を練習する社会生活技能訓練である。
❌ 誤り。神経認知機能をコンピューターで訓練するものではない。正しくは、SSTはロールプレイ・モデリング・正のフィードバックで対人技能や生活技能を練習する社会生活技能訓練である。
【試験対策ポイント】
| プログラム | 標的 | 方法の特徴 |
|---|---|---|
| NEAR | 神経認知機能 | コンピューターソフト(ゲーム形式)+ブリッジング |
| MCT | 認知バイアス | スライド教材・グループ |
| SCIT | 社会認知 | グループ |
| SST | 社会生活技能 | ロールプレイ |
| IPS | 一般就労 | 個別就労支援 |
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