第56回 作業療法士国家試験 午後 第90問
臨床医学第56回午後
第56回 作業療法士国家試験 午後 第90問(臨床医学)の正答は 5 です。脳出血は急性期のCTで白い高吸収域として写る。
問題
頭部CT(別冊No. 4)を別に示す。出血部位はどれか。
- 1. 後頭葉皮質下
- 2. 頭頂葉皮質下
- 3. 尾状核
- 4. 被殻
- 5. 視床 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 64%参考値
25人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 視床
脳出血は急性期のCTで白い高吸収域として写る。出血が内包より内側で第三脳室に接する位置にあれば視床、内包より外側なら被殻と読む。
【図の読み方】
- 向き:画像の下に「右」「左」の表示があり、画像の右側が患者の左である
- 所見:画像右側(患者の左)の大脳深部に、楕円形の白い高吸収域が1つある
- 位置:中央の細い第三脳室のすぐ外側で、内包より内側・後方にある。脳表(皮質)からは離れている
- 結論:左視床出血
【各選択肢の解説】
1. 後頭葉皮質下
❌ 誤り。後頭葉は画像の下方(後方)の脳表寄りの領域で、そこに高吸収域はない。正しくは、出血は脳の中心部の深部にある。
❌ 誤り。後頭葉は画像の下方(後方)の脳表寄りの領域で、そこに高吸収域はない。正しくは、出血は脳の中心部の深部にある。
2. 頭頂葉皮質下
❌ 誤り。皮質下出血は脳表に近い白質に生じるが、本例の出血は脳の深部にある。正しくは、出血は第三脳室に接した深部の視床にある。
❌ 誤り。皮質下出血は脳表に近い白質に生じるが、本例の出血は脳の深部にある。正しくは、出血は第三脳室に接した深部の視床にある。
3. 尾状核
❌ 誤り。尾状核の頭部は側脳室前角の外側壁に沿う前方の構造である。正しくは、出血は前角より後方の、第三脳室の外側にある。
❌ 誤り。尾状核の頭部は側脳室前角の外側壁に沿う前方の構造である。正しくは、出血は前角より後方の、第三脳室の外側にある。
4. 被殻
❌ 誤り。被殻は内包より外側にあり、被殻出血は外側へ広がる。正しくは、本例の出血は内包より内側で第三脳室に接しており、視床に当たる。
❌ 誤り。被殻は内包より外側にあり、被殻出血は外側へ広がる。正しくは、本例の出血は内包より内側で第三脳室に接しており、視床に当たる。
5. 視床
✅ 正しい。第三脳室の外側壁をつくる位置にあり、視床出血の典型的な位置である。視床出血では対側の感覚障害が目立ち、内包へ及ぶと対側の片麻痺も伴う。
✅ 正しい。第三脳室の外側壁をつくる位置にあり、視床出血の典型的な位置である。視床出血では対側の感覚障害が目立ち、内包へ及ぶと対側の片麻痺も伴う。
【試験対策ポイント】
| 出血部位 | CTでの位置 |
|---|---|
| 被殻 | 内包の外側 |
| 視床 | 内包の内側・第三脳室に接する |
| 尾状核 | 側脳室前角の外側壁 |
| 皮質下 | 脳表近くの白質 |
高血圧性脳出血は被殻と視床に多い。内包を基準に「外側=被殻、内側=視床」と読む。
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