OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第57回 作業療法士国家試験 午前 第55問

解剖学第57回午前

第57回 作業療法士国家試験 午前 第55問(解剖学)の正答は 3 です。内喉頭筋のうち輪状甲状筋だけが上喉頭神経(外枝)支配で、ほかはすべて反回神経(下喉頭神経)支配である。

問題
反回神経支配でないのはどれか。
  1. 1. 横披裂筋
  2. 2. 甲状披裂筋
  3. 3. 輪状甲状筋 ✓
  4. 4. 後輪状披裂筋
  5. 5. 披裂喉頭蓋筋

正答:3番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 46.9%難問

49人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 輪状甲状筋

内喉頭筋のうち輪状甲状筋だけが上喉頭神経(外枝)支配で、ほかはすべて反回神経(下喉頭神経)支配である。輪状甲状筋は声帯を引き伸ばして緊張を高め、声を高くする。


【各選択肢の解説】

1. 横披裂筋
❌ 誤り。左右の披裂軟骨を引き寄せて声門を閉じる。正しくは、横披裂筋は反回神経支配である。
2. 甲状披裂筋
❌ 誤り。声帯の中を走り、声帯を短縮させ声門を閉じる方向に働く。正しくは、甲状披裂筋は反回神経支配である。
3. 輪状甲状筋
✅ 正しい。反回神経支配ではなく(=正答)、上喉頭神経外枝支配で、甲状軟骨を前に傾けて声帯を引き伸ばし、緊張を高めて声を高くする。
4. 後輪状披裂筋
❌ 誤り。内喉頭筋で唯一の声門開大筋である。正しくは、後輪状披裂筋は反回神経支配である。
5. 披裂喉頭蓋筋
❌ 誤り。喉頭の入口を狭める働きをもつ。正しくは、披裂喉頭蓋筋は反回神経支配である。

【試験対策ポイント】

筋支配神経主な作用
輪状甲状筋上喉頭神経外枝声帯の伸張(高い声)
後輪状披裂筋反回神経声門の開大(唯一)
外側輪状披裂筋・横披裂筋・斜披裂筋・甲状披裂筋反回神経声門の閉鎖
  • 反回神経は迷走神経の枝で、甲状腺や食道の手術で損傷されると嗄声が生じる
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