第59回 作業療法士国家試験 午後 第8問
臨床医学第59回午後
第59回 作業療法士国家試験 午後 第8問(臨床医学)の正答は 3 です。心電図(A、Ⅱ誘導)はRR間隔が不規則で、はっきりしたP波が見えない=心房細動。
問題
80歳の男性。糖尿病で治療中。意識混濁と呂律緩慢のため救急車で搬入された。初診時の心電図(別冊No.2A)と頭部MRI拡散強調像(別冊No.2B)を別に示す。この疾患の再発予防に使用される最も適した薬剤はどれか。
- 1. 硝酸薬
- 2. β遮断薬
- 3. 抗凝固薬 ✓
- 4. ステロイド薬
- 5. 抗てんかん薬
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 37%参考値
27人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
👥 読者の報告をもとに修正済み(2026-08-28)— ご指摘ありがとうございました
■ 正答:3番 — 抗凝固薬
心電図(A、Ⅱ誘導)はRR間隔が不規則で、はっきりしたP波が見えない=心房細動。頭部MRI拡散強調像(B)は左大脳半球の側脳室の外側に、皮質から皮質下へ広がる高信号域があり、急性期の脳梗塞を示す。心房細動による心原性脳塞栓症で、再発予防には抗凝固薬を用いる。
【各選択肢の解説】
1. 硝酸薬
❌ 誤り。正しくは硝酸薬は血管を拡張する薬で、狭心症の発作や心不全に用いる。脳塞栓の再発予防には用いない。
❌ 誤り。正しくは硝酸薬は血管を拡張する薬で、狭心症の発作や心不全に用いる。脳塞栓の再発予防には用いない。
2. β遮断薬
❌ 誤り。心房細動の心拍数を抑える目的で使うことはあるが、心房内の血栓形成は防げない。正しくは塞栓の予防には抗凝固薬を用いる。
❌ 誤り。心房細動の心拍数を抑える目的で使うことはあるが、心房内の血栓形成は防げない。正しくは塞栓の予防には抗凝固薬を用いる。
3. 抗凝固薬(=正答)
✅ 正しい。心房細動では左心房に血栓ができやすく、それが脳へ流れて塞栓を起こす。ワルファリンや直接経口抗凝固薬(DOAC)で血栓の形成を抑える。
✅ 正しい。心房細動では左心房に血栓ができやすく、それが脳へ流れて塞栓を起こす。ワルファリンや直接経口抗凝固薬(DOAC)で血栓の形成を抑える。
4. ステロイド薬
❌ 誤り。正しくはステロイド薬は炎症や免疫の病気に用いる薬で、脳梗塞の再発予防には用いない。
❌ 誤り。正しくはステロイド薬は炎症や免疫の病気に用いる薬で、脳梗塞の再発予防には用いない。
5. 抗てんかん薬
❌ 誤り。正しくは抗てんかん薬は脳梗塞の後にてんかん発作が起きたときの治療薬で、脳梗塞の再発は防がない。
❌ 誤り。正しくは抗てんかん薬は脳梗塞の後にてんかん発作が起きたときの治療薬で、脳梗塞の再発は防がない。
【試験対策ポイント】
| 病型 | 主な原因 | 再発予防の薬 |
|---|---|---|
| 心原性脳塞栓症 | 心房細動など | 抗凝固薬 |
| アテローム血栓性脳梗塞 | 太い動脈の動脈硬化 | 抗血小板薬 |
| ラクナ梗塞 | 細い穿通枝の病変 | 抗血小板薬 |
(脳卒中治療ガイドライン2021)
不規則なRR間隔+皮質を含む梗塞→心原性→抗凝固薬の順で読む。
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