第60回 作業療法士国家試験 午前 第35問
身体障害作業療法第60回午前
第60回 作業療法士国家試験 午前 第35問(身体障害作業療法)の正答は 2・4 です。AISは、脊髄損傷の神経学的分類の国際基準(ISNCSCI)で、感覚(触覚とピン刺激)と運動(主要筋の筋力)を調べた結果からA〜Eに分ける。
問題
ASIA 機能障害尺度〔ASIA Impairment Scale〈AIS〉〕で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. 握力を測定する。
- 2. 触覚を評価する。 ✓
- 3. 関節可動域を測定する。
- 4. 運動は6段階で評価する。 ✓
- 5. 第4頸髄節の運動を評価する。
正答:2・4番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 45.9%難問
37人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2・4番 — 触覚を評価する。・運動は6段階で評価する。
AISは、脊髄損傷の神経学的分類の国際基準(ISNCSCI)で、感覚(触覚とピン刺激)と運動(主要筋の筋力)を調べた結果からA〜Eに分ける。
【各選択肢の解説】
1. 握力を測定する。
❌ 誤り。握力計は用いない。正しくは、運動は左右の主要筋(key muscle)を徒手筋力検査で評価する。
❌ 誤り。握力計は用いない。正しくは、運動は左右の主要筋(key muscle)を徒手筋力検査で評価する。
2. 触覚を評価する。
✅ 正しい(=正答)。感覚は各皮膚分節の検査点で、軽い触覚とピン刺激(鋭・鈍の識別)の2種類を評価する。
✅ 正しい(=正答)。感覚は各皮膚分節の検査点で、軽い触覚とピン刺激(鋭・鈍の識別)の2種類を評価する。
3. 関節可動域を測定する。
❌ 誤り。関節可動域は検査項目にない。正しくは、検査項目は感覚(触覚・ピン刺激)と主要筋の筋力、肛門周囲の感覚と随意収縮である。
❌ 誤り。関節可動域は検査項目にない。正しくは、検査項目は感覚(触覚・ピン刺激)と主要筋の筋力、肛門周囲の感覚と随意収縮である。
4. 運動は6段階で評価する。
✅ 正しい(=正答)。主要筋の筋力を0〜5の6段階で評価する。
✅ 正しい(=正答)。主要筋の筋力を0〜5の6段階で評価する。
5. 第4頸髄節の運動を評価する。
❌ 誤り。上肢の主要筋はC5からT1までで、C4には主要筋が割り当てられていない。正しくは、C5(肘屈筋)・C6(手関節伸筋)・C7(肘伸筋)・C8(中指の深指屈筋)・T1(小指外転筋)の筋を評価する。
❌ 誤り。上肢の主要筋はC5からT1までで、C4には主要筋が割り当てられていない。正しくは、C5(肘屈筋)・C6(手関節伸筋)・C7(肘伸筋)・C8(中指の深指屈筋)・T1(小指外転筋)の筋を評価する。
【試験対策ポイント】
ISNCSCI(ASIA)の検査の要点
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 感覚 | 軽い触覚・ピン刺激を各皮膚分節で評価 |
| 運動 | 上肢C5〜T1・下肢L2〜S1の主要筋を0〜5で評価 |
| 仙髄部 | 肛門周囲の感覚・随意収縮 |
| 分類 | A(完全)〜E(正常)の5段階 |
運動の「6段階(0〜5)」と分類の「5段階(A〜E)」の取り違えに注意する。
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