第60回 作業療法士国家試験 午後 第69問
運動学第60回午後
第60回 作業療法士国家試験 午後 第69問(運動学)の正答は 2 です。僧帽筋の下部線維は肩甲骨を上方回旋させる(下制・内転にも働く)。
問題
肩甲骨の筋と運動の組合せで正しいのはどれか。
- 1. 僧帽筋上部線維 ─── 外転
- 2. 僧帽筋下部線維 ─── 上方回旋 ✓
- 3. 菱形筋 ─────── 下制
- 4. 前鋸筋 ─────── 下方回旋
- 5. 小胸筋 ─────── 挙上
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 44%難問
50人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 僧帽筋下部線維 ─── 上方回旋
僧帽筋の下部線維は肩甲骨を上方回旋させる(下制・内転にも働く)。肩甲骨の筋は「挙上・下制」「外転・内転」「上方回旋・下方回旋」の3つの軸で整理すると取り違えにくい。
【各選択肢の解説】
1. 僧帽筋上部線維 ─── 外転
❌ 誤り。僧帽筋上部線維は肩甲骨を引き上げる。正しくは挙上と上方回旋に働く。
❌ 誤り。僧帽筋上部線維は肩甲骨を引き上げる。正しくは挙上と上方回旋に働く。
2. 僧帽筋下部線維 ─── 上方回旋(=正答)
✅ 正しい。僧帽筋下部線維は肩甲棘の内側を引き下げ、前鋸筋とともに肩甲骨を上方回旋させる。
✅ 正しい。僧帽筋下部線維は肩甲棘の内側を引き下げ、前鋸筋とともに肩甲骨を上方回旋させる。
3. 菱形筋 ─────── 下制
❌ 誤り。菱形筋は肩甲骨の内側縁を脊柱の方へ引き上げる。正しくは内転・挙上・下方回旋に働く。
❌ 誤り。菱形筋は肩甲骨の内側縁を脊柱の方へ引き上げる。正しくは内転・挙上・下方回旋に働く。
4. 前鋸筋 ─────── 下方回旋
❌ 誤り。前鋸筋は肩甲骨を前外側へ引く。正しくは外転・上方回旋に働く。
❌ 誤り。前鋸筋は肩甲骨を前外側へ引く。正しくは外転・上方回旋に働く。
5. 小胸筋 ─────── 挙上
❌ 誤り。小胸筋は烏口突起を前下方へ引く。正しくは下制(と外転・下方回旋)に働く。
❌ 誤り。小胸筋は烏口突起を前下方へ引く。正しくは下制(と外転・下方回旋)に働く。
【試験対策ポイント】
| 筋 | 挙上・下制 | 外転・内転 | 回旋 |
|---|---|---|---|
| 僧帽筋上部 | 挙上 | — | 上方回旋 |
| 僧帽筋中部 | — | 内転 | — |
| 僧帽筋下部 | 下制 | 内転 | 上方回旋 |
| 菱形筋 | 挙上 | 内転 | 下方回旋 |
| 肩甲挙筋 | 挙上 | — | 下方回旋 |
| 前鋸筋 | — | 外転 | 上方回旋 |
| 小胸筋 | 下制 | 外転 | 下方回旋 |
- 上方回旋=僧帽筋(上部・下部)+前鋸筋
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