OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第61回 作業療法士国家試験 午前 第37問

臨床医学第61回午前

第61回 作業療法士国家試験 午前 第37問(臨床医学)の正答は 1 です。多発性硬化症(MS)は中枢神経の髄鞘が自己免疫により障害される脱髄疾患で、若年成人の女性に多い。

問題
多発性硬化症で正しいのはどれか。
  1. 1. 女性に多い。 ✓
  2. 2. 高体温で症状が改善する。
  3. 3. 低緯度地域で有病率が高い。
  4. 4. Phalenテストが陽性となる。
  5. 5. 免疫不全状態で発症しやすい。

正答:1番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 70.2%やさしい

47人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:1番 — 女性に多い。

多発性硬化症(MS)は中枢神経の髄鞘が自己免疫により障害される脱髄疾患で、若年成人の女性に多い。体温上昇での悪化(Uhthoff現象)と高緯度で多いことも頻出である。


【各選択肢の解説】

1. 女性に多い。
✅ 正しい(=正答)。女性に多く、20〜40歳代での発症が多い。
2. 高体温で症状が改善する。
❌ 誤り。正しくは入浴や運動で体温が上がると症状が一時的に悪化する(Uhthoff現象)。作業療法では室温や運動量の調整に配慮する。
3. 低緯度地域で有病率が高い。
❌ 誤り。正しくは高緯度地域(北欧・北米など)で有病率が高い。
4. Phalenテストが陽性となる。
❌ 誤り。正しくはPhalenテストは手根管症候群の検査であり、MSの所見ではない。
5. 免疫不全状態で発症しやすい。
❌ 誤り。正しくは免疫が自己の髄鞘を攻撃する自己免疫疾患であり、免疫不全状態で起こる病気ではない。

【試験対策ポイント】

  • 病態:中枢神経の脱髄・自己免疫
  • 疫学:女性・若年成人・高緯度で多い
  • 経過:再発と寛解を繰り返す
  • 特徴:Uhthoff現象(体温上昇で悪化)・Lhermitte徴候・視神経炎
📗 OTカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、OT国試ノート「神経内科学」第4章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

OT国試ノート 頻出だけを、1冊に。 31科目・全130章/過去問12回分(第50〜61回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 運動学は無料 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
全科目セット 850円・買い切り / 31科目・全130章。運動学は無料で読めます。購入するとOTカコモンの広告も消えます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
作業療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | OTの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(身体障害・精神障害・発達障害・老年期)と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国20,364か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 同じ問い方「多発性硬化症について正しいのはどれか」は過去7回出題 — まとめて見る

▶ 第61回 全問一覧

▶ 臨床医学 の過去問一覧

▶ 「神経・筋難病」の過去問71問まとめを見る

スポンサーリンク(広告)