「家族心理教育について正しいのはどれか」の過去問まとめ(作業療法士国家試験・2問)
作業療法士国家試験では「家族心理教育について正しいのはどれか」という問い方が、第51回〜第57回のあいだに2回出題されています。各回の選択肢・正答・解説の要点を1ページにまとめました。同じ問い方でも、回によって正答になる記述は変わります。並べて読むと、くり返し問われている知識が見えてきます。
各回で正答になった選択肢(=正しい記述)
- 第57回 午後第47問4. 家族の対処能力が向上することを目指す。
- 第51回 午後第49問1. 病気に関する知識を増やす。
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第57回 午後第47問(精神障害作業療法)
家族心理教育について正しいのはどれか。
- 1. 単発での実施が一般的である。
- 2. 家族を精神疾患の原因と捉える。
- 3. 治療者から家族への指示が重視される。
- 4. 家族の対処能力が向上することを目指す。 ✓
- 5. 当事者と同居する家族のみが対象である。
正答:4
家族心理教育の目的は、疾患の正しい理解を深めること、高EE(感情表出)を低下させること、そして家族の対処能力(コーピングスキル)を向上させることです。
第51回 午後第49問(臨床心理学)
家族心理教育について正しいのはどれか。
- 1. 病気に関する知識を増やす。 ✓
- 2. 患者の育て方の振り返りを行う。
- 3. 通常は個人プログラムとして行う。
- 4. 患者は診断名を知らないことが前提となる。
- 5. EE〈Expressed Emotion〉を高める指導を行う。
正答:1
家族心理教育(family psychoeducation)の主な目的は、家族が疾患・治療・対処法についての正確な知識を得ることで、高EEを下げ再発リスクを低減させること。
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