PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第50回 理学療法士国家試験 午前 第52問

解剖学第50回午前

第50回 理学療法士国家試験 午前 第52問(解剖学)の正答は 1 です。腸骨筋は腸骨窩から起こり大腿骨小転子に停止する股関節屈筋で、大腰筋とともに腸腰筋を構成します。

問題
筋と支配神経の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1. 腸骨筋 ──── 大腿神経
  2. 2. 大殿筋 ──── 上殿神経
  3. 3. 小殿筋 ──── 下殿神経
  4. 4. 前脛骨筋 ─── 腓骨神経
  5. 5. 内閉鎖筋 ─── 閉鎖神経

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — 腸骨筋 ── 大腿神経

腸骨筋は腸骨窩から起こり大腿骨小転子に停止する股関節屈筋で、大腰筋とともに腸腰筋を構成します。支配神経は大腿神経(L2〜L4)で正しい組合せです。


【各選択肢の解説】

1. 腸骨筋 ── 大腿神経
✅ 正しい。腸骨筋は大腿神経支配です。なお大腰筋は腰神経叢の枝(L1〜L3)が直接支配します。
2. 大殿筋 ── 上殿神経
❌ 誤り。大殿筋は下殿神経(L5〜S2)支配です。上殿神経支配は中殿筋・小殿筋・大腿筋膜張筋です。
3. 小殿筋 ── 下殿神経
❌ 誤り。小殿筋は中殿筋と同じく上殿神経(L4〜S1)支配です。
4. 前脛骨筋 ── 腓骨神経
❌ 誤り。前脛骨筋は深腓骨神経支配です。単に「腓骨神経」では浅・深の区別がつかず不正確とされます(背屈は深腓骨神経)。
5. 内閉鎖筋 ── 閉鎖神経
❌ 誤り。内閉鎖筋は仙骨神経叢由来の内閉鎖筋神経支配です。閉鎖神経が支配するのは外閉鎖筋や内転筋群です。

【試験対策ポイント】

殿筋の神経支配は超頻出。「大殿筋=下殿神経」「中・小殿筋+大腿筋膜張筋=上殿神経」を必ず暗記。前脛骨筋は深腓骨神経、長・短腓骨筋は浅腓骨神経で、選択肢が「腓骨神経」とだけ書かれていたら正確性を疑うこと。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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