PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第50回 理学療法士国家試験 午前 第63問

生理学第50回午前

第50回 理学療法士国家試験 午前 第63問(生理学)の正答は 1 です。運動中は血流が活動筋・心臓・皮膚へ振り向けられ、内臓は減る。

問題
運動負荷による生体反応で誤っているのはどれか。
  1. 1. 脳血流は増加する。 ✓
  2. 2. 冠血流は増加する。
  3. 3. 肝血流は減少する。
  4. 4. 筋血流は増加する。
  5. 5. 皮膚血流は増加する。

正答:1番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 64.9%標準

37人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 脳血流は増加する

運動中は血流が活動筋・心臓・皮膚へ振り向けられ、内臓は減る。脳血流は自己調節によりほぼ一定に保たれるので、「増加する」が誤りの記述である。


【各選択肢の解説】

1. 脳血流は増加する。
❌ 誤り(=正答)。脳には血圧が変わっても血流を一定に保つ自己調節があり、運動中も全体の脳血流は大きくは変わらない。正しくは、脳血流は運動中もほぼ一定に保たれる。
2. 冠血流は増加する。
✅ 正しい。運動で心拍数と心拍出量が増えると心筋の酸素需要が増え、冠動脈が拡張して冠血流が増える。
3. 肝血流は減少する。
✅ 正しい。運動中は交感神経の働きで内臓の血管が収縮し、肝・腎・消化管への血流は減る。その分が活動筋へ回される。
4. 筋血流は増加する。
✅ 正しい。活動筋では代謝産物によって血管が拡張し、血流が大きく増える。
5. 皮膚血流は増加する。
✅ 正しい。運動で生じた熱を逃がすため、皮膚の血流が増えて放熱が進む。

【試験対策ポイント】

運動中の血流臓器
増加活動筋・心臓(冠血流)・皮膚
減少肝・腎・消化管
ほぼ一定脳

「脳は自己調節で一定」が引っかけになりやすい。

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