第50回 理学療法士国家試験 午前 第84問
臨床医学第50回午前
第50回 理学療法士国家試験 午前 第84問(臨床医学)の正答は 5 です。Gerstmann症候群は優位半球(左)頭頂葉の角回付近の病変で生じ、手指失認・左右失認・失算・失書の4徴を呈します。
問題
頭頂葉の病変で生じる症候はどれか。
- 1. 歩行失行
- 2. 視覚失認
- 3. Anton症状
- 4. Parkinson症状
- 5. Gerstmann症候群 ✓
正答:5番
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解説
■ 正答:5番 — Gerstmann症候群
Gerstmann症候群は優位半球(左)頭頂葉の角回付近の病変で生じ、手指失認・左右失認・失算・失書の4徴を呈します。頭頂葉病変の代表的症候です。
【各選択肢の解説】
1. 歩行失行
❌ 誤り。歩き出しの障害などの歩行失行は前頭葉病変や正常圧水頭症で生じやすい症候です。
❌ 誤り。歩き出しの障害などの歩行失行は前頭葉病変や正常圧水頭症で生じやすい症候です。
2. 視覚失認
❌ 誤り。見ても何かわからない視覚失認は主に後頭葉〜側頭後頭移行部の病変で生じます。
❌ 誤り。見ても何かわからない視覚失認は主に後頭葉〜側頭後頭移行部の病変で生じます。
3. Anton症状
❌ 誤り。皮質盲があるのに見えると言い張る病態で、後頭葉両側病変によります。
❌ 誤り。皮質盲があるのに見えると言い張る病態で、後頭葉両側病変によります。
4. Parkinson症状
❌ 誤り。無動・固縮・振戦は大脳基底核(黒質線条体系)の障害で生じます。
❌ 誤り。無動・固縮・振戦は大脳基底核(黒質線条体系)の障害で生じます。
5. Gerstmann症候群
✅ 正しい。左頭頂葉角回病変で手指失認・左右失認・失算・失書の4徴をきたします。
✅ 正しい。左頭頂葉角回病変で手指失認・左右失認・失算・失書の4徴をきたします。
【試験対策ポイント】
葉ごとの局在を整理。頭頂葉=Gerstmann症候群・半側空間無視・構成障害・観念運動失行。後頭葉=視覚失認・Anton症状・皮質盲。前頭葉=歩行失行・脱抑制。Gerstmann4徴「指・左右・算・書(しささし)」とゴロで覚えると速い。
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