PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第50回 理学療法士国家試験 午前 第84問

臨床医学第50回午前

第50回 理学療法士国家試験 午前 第84問(臨床医学)の正答は 5 です。Gerstmann症候群は優位半球(多くは左)の頭頂葉、角回付近の病変で生じ、手指失認・左右失認・失算・失書の4徴からなる。

問題
頭頂葉の病変で生じる症候はどれか。
  1. 1. 歩行失行
  2. 2. 視覚失認
  3. 3. Anton症状
  4. 4. Parkinson症状
  5. 5. Gerstmann症候群 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 57.9%参考値

19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — Gerstmann症候群

Gerstmann症候群は優位半球(多くは左)の頭頂葉、角回付近の病変で生じ、手指失認・左右失認・失算・失書の4徴からなる。


【各選択肢の解説】

1. 歩行失行
❌ 誤り。正しくは、前頭葉(内側面など)の病変や正常圧水頭症で生じる。
2. 視覚失認
❌ 誤り。正しくは、後頭葉から側頭葉にかけて(後頭側頭領域)の病変で生じる。
3. Anton症状
❌ 誤り。皮質盲がありながら見えないことを否認する症状である。正しくは、両側の後頭葉の病変で生じる。
4. Parkinson症状
❌ 誤り。正しくは、大脳基底核(黒質線条体系)の障害で生じる。
5. Gerstmann症候群
✅ 正しい。角回は視覚・体性感覚・聴覚の情報が統合される領域で、ここが障害されると手指・左右・数・文字の処理が同時に崩れ、4徴がそろう。

【試験対策ポイント】

病変の部位代表的な症候
前頭葉歩行失行・運動性失語・脱抑制
頭頂葉(優位半球)Gerstmann症候群・観念運動失行
頭頂葉(劣位半球)半側空間無視・着衣失行
後頭葉皮質盲・Anton症状・視覚失認(後頭側頭領域)
大脳基底核Parkinson症状

Gerstmannの4徴=手指失認・左右失認・失算・失書。

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