第50回 理学療法士国家試験 午後 第44問
運動学第50回午後
第50回 理学療法士国家試験 午後 第44問(運動学)の正答は 3・4 です。歩行率(ケイデンス)は単位時間当たりの歩数を表す指標です。
問題
歩行率で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. 歩行比ともいう。
- 2. 身長で補正する。
- 3. 幼児では高齢者より大きい。 ✓
- 4. 単位時間当たりの歩数を意味する。 ✓
- 5. 加齢による変化は歩幅より大きい。
正答:3・4番
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解説
■ 正答:3番、4番 — 幼児では高齢者より大きい/単位時間当たりの歩数を意味する
歩行率(ケイデンス)は単位時間当たりの歩数を表す指標です。下肢が短い幼児では歩幅を補うため歩行率が高く(高齢者より大きく)なります。よって選択肢3・4が正しい記述です。
【各選択肢の解説】
1. 歩行比ともいう。
❌ 誤り。歩行比は「歩幅/歩行率」の比であり、歩行率そのものとは別の指標です。
❌ 誤り。歩行比は「歩幅/歩行率」の比であり、歩行率そのものとは別の指標です。
2. 身長で補正する。
❌ 誤り。歩行率は単位時間当たりの歩数で、身長補正は行いません。
❌ 誤り。歩行率は単位時間当たりの歩数で、身長補正は行いません。
3. 幼児では高齢者より大きい。
✅ 正しい。歩幅が小さい幼児は歩数を増やして移動するため、歩行率が高くなります。
✅ 正しい。歩幅が小さい幼児は歩数を増やして移動するため、歩行率が高くなります。
4. 単位時間当たりの歩数を意味する。
✅ 正しい。歩行率(ケイデンス)の定義そのもので、通常は1分間あたりの歩数で表します。
✅ 正しい。歩行率(ケイデンス)の定義そのもので、通常は1分間あたりの歩数で表します。
5. 加齢による変化は歩幅より大きい。
❌ 誤り。加齢による歩行速度低下は主に歩幅の減少によるもので、歩行率の変化は比較的小さいです。
❌ 誤り。加齢による歩行速度低下は主に歩幅の減少によるもので、歩行率の変化は比較的小さいです。
【試験対策ポイント】
歩行パラメータの定義を区別します。歩行率(ケイデンス)=単位時間あたりの歩数、歩幅=1歩の距離、歩行速度=歩幅×歩行率、歩行比=歩幅/歩行率。加齢では歩幅が大きく減少し速度が低下する一方、歩行率は保たれやすい点、幼児は歩行率が高い点が頻出です。
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