PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第50回 理学療法士国家試験 午後 第45問

解剖学第50回午後

第50回 理学療法士国家試験 午後 第45問(解剖学)の正答は 3・5 です。深部腱反射の反射中枢(髄節)を問う問題。

問題
深部腱反射と反射中枢の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. 下顎反射 ─────── C1〜4
  2. 2. 上腕二頭筋反射 ──── C7、8
  3. 3. 回内筋反射 ────── C6〜T1 ✓
  4. 4. 下肢内転筋反射 ───── T12、L1
  5. 5. アキレス腱反射 ───── L5〜S2 ✓

正答:3・5番

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初回正答率 28%難問

50人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3・5番 — 回内筋反射 ─ C6〜T1・アキレス腱反射 ─ L5〜S2

深部腱反射の反射中枢(髄節)を問う問題。回内筋反射はC6〜T1、アキレス腱反射はL5〜S2(主にS1)である。


【各選択肢の解説】

1. 下顎反射 ─────── C1〜4
❌ 誤り。下顎反射は三叉神経が求心路・遠心路となる脳幹の反射である。正しくは中枢は橋(三叉神経の運動核)。
2. 上腕二頭筋反射 ──── C7、8
❌ 誤り。上腕二頭筋は筋皮神経支配で、反射の中枢はC5・6。正しくはC5、6。C7・8が主に関わるのは上腕三頭筋反射である。
3. 回内筋反射 ────── C6〜T1
✅ 正しい。円回内筋などの正中神経支配の筋の反射で、中枢はC6〜T1とされる。
4. 下肢内転筋反射 ───── T12、L1
❌ 誤り。内転筋群は閉鎖神経(L2〜4)支配である。正しくは中枢はL2〜4。
5. アキレス腱反射 ───── L5〜S2
✅ 正しい。下腿三頭筋は脛骨神経支配で、反射の中枢はL5〜S2、中心はS1である。

【試験対策ポイント】

反射中枢
下顎反射橋
上腕二頭筋反射C5・6
腕橈骨筋反射C5・6
回内筋反射C6〜T1
膝蓋腱反射L2〜4
内転筋反射L2〜4
アキレス腱反射L5〜S2(主にS1)

下顎反射の亢進は橋より上の両側性病変を示し、頸髄症との見分けに使う。

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