PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第50回 理学療法士国家試験 午後 第66問

生理学第50回午後

第50回 理学療法士国家試験 午後 第66問(生理学)の正答は 1 です。糸球体で濾過されたアミノ酸は、近位尿細管でほぼ100%が再吸収されて体内に戻されます。

問題
腎臓の尿細管で再吸収されるのはどれか。
  1. 1. アミノ酸
  2. 2. イヌリン
  3. 3. アンモニア
  4. 4. クレアチニン
  5. 5. ミオグロビン

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — アミノ酸

糸球体で濾過されたアミノ酸は、近位尿細管でほぼ100%が再吸収されて体内に戻されます。これが正答です。


【各選択肢の解説】

1. アミノ酸
✅ 正しい。アミノ酸は近位尿細管でNa⁺共輸送によりほぼ完全に再吸収されます。グルコースも同様です。
2. イヌリン
❌ 誤り。イヌリンは濾過後に再吸収も分泌もされないため、糸球体濾過量(GFR)の測定に用いられます。
3. アンモニア
❌ 誤り。アンモニア(NH₃/NH₄⁺)は尿細管でむしろ産生・分泌され、尿中へ排泄されてH⁺排出に関与します。
4. クレアチニン
❌ 誤り。クレアチニンは再吸収されずほぼ濾過量どおり排泄されるため、腎機能(GFR)の指標になります。
5. ミオグロビン
❌ 誤り。ミオグロビンは尿中に出ると尿細管を傷害する物質で、生理的に再吸収される物質ではありません。

【試験対策ポイント】

近位尿細管でほぼ100%再吸収されるのはグルコースとアミノ酸(Na⁺共輸送)。一方、イヌリンとクレアチニンは再吸収されず濾過量の指標になる(イヌリンクリアランス=GFR)。クレアチニンクリアランスが腎機能評価に使われる理由はこの「再吸収されない」性質。物質ごとに「再吸収される/されない/分泌される」を整理しておくと尿生成の問題に強くなる。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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