PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第50回 理学療法士国家試験 午後 第69問

運動学第50回午後

第50回 理学療法士国家試験 午後 第69問(運動学)の正答は 1 です。横隔膜は収縮すると円蓋が下がり、胸腔の上下径が広がって空気が入る。

問題
筋と呼吸運動の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1. 横隔膜 ─── 吸気 ✓
  2. 2. 腹直筋 ─── 吸気
  3. 3. 大胸筋 ─── 呼気
  4. 4. 内肋間筋 ─── 吸気
  5. 5. 胸鎖乳突筋 ─── 呼気

正答:1番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 79.2%参考値

24人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 横隔膜 ─── 吸気

横隔膜は収縮すると円蓋が下がり、胸腔の上下径が広がって空気が入る。安静吸気の大部分を担う主たる吸気筋である。


【各選択肢の解説】

1. 横隔膜 ─── 吸気
✅ 正しい。収縮で下降し胸腔内圧を下げることで吸気を起こす。安静呼気は横隔膜の弛緩と肺・胸郭の弾性で受動的に起こる。
2. 腹直筋 ─── 吸気
❌ 誤り。腹直筋は腹圧を上げて横隔膜を押し上げ、胸郭を引き下げる。正しくは呼気筋(努力呼気・咳で働く)である。
3. 大胸筋 ─── 呼気
❌ 誤り。上肢を固定した状態では、大胸筋は停止側から胸郭を引き上げる。正しくは吸気補助筋である。
4. 内肋間筋 ─── 吸気
❌ 誤り。内肋間筋は肋骨を引き下げて胸郭を狭める。正しくは呼気筋である。肋骨を引き上げて吸気に働くのは外肋間筋で、これと取り違えた記述である。
5. 胸鎖乳突筋 ─── 呼気
❌ 誤り。頭頸部を固定した状態で胸骨・鎖骨を引き上げ、胸郭の上部を広げる。正しくは吸気補助筋で、努力吸気で働く。

【試験対策ポイント】

区分筋
主な吸気筋横隔膜、外肋間筋
吸気補助筋胸鎖乳突筋、斜角筋、大胸筋、小胸筋
呼気筋(努力呼気)内肋間筋、腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋

「外肋間=吸気・内肋間=呼気」「腹筋群=呼気」の2点がひっかけの中心になる。

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