PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第51回 理学療法士国家試験 午後 第56問

解剖学第51回午後

第51回 理学療法士国家試験 午後 第56問(解剖学)の正答は 5 です。後脊髄小脳路は下肢・体幹の無意識的固有感覚を小脳へ伝える経路で、延髄レベルで下小脳脚を通って小脳に入ります。

問題
後脊髄小脳路が通るのはどれか。
  1. 1. 大脳脚
  2. 2. 内側毛帯
  3. 3. 上小脳脚
  4. 4. 中小脳脚
  5. 5. 下小脳脚

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — 下小脳脚

後脊髄小脳路は下肢・体幹の無意識的固有感覚を小脳へ伝える経路で、延髄レベルで下小脳脚を通って小脳に入ります。前脊髄小脳路が上小脳脚を通るのと対比して覚えます。


【各選択肢の解説】

1. 大脳脚
❌ 誤り。大脳脚は中脳腹側で、皮質脊髄路など下行路が通ります。後脊髄小脳路は通りません。
2. 内側毛帯
❌ 誤り。内側毛帯は後索-内側毛帯系(識別性触覚・深部感覚)の経路で、視床へ向かいます。
3. 上小脳脚
❌ 誤り。上小脳脚は主に小脳からの遠心路と前脊髄小脳路が通ります。後ではありません。
4. 中小脳脚
❌ 誤り。中小脳脚は橋核からの橋小脳線維(皮質→橋→小脳)が通ります。
5. 下小脳脚
✅ 正しい。後脊髄小脳路は下小脳脚を通って小脳へ入ります。

【試験対策ポイント】

脊髄小脳路と小脳脚の対応は頻出。

経路通る小脳脚
後脊髄小脳路下小脳脚
前脊髄小脳路上小脳脚

「後ろ(後脊髄小脳路)は下、前は上」と逆対応で覚える。中小脳脚は橋核線維、上小脳脚は小脳遠心路(歯状核→赤核・視床)が主。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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