第51回 理学療法士国家試験 午後 第56問
解剖学第51回午後
第51回 理学療法士国家試験 午後 第56問(解剖学)の正答は 5 です。後脊髄小脳路は、主に下肢・体幹の筋や腱からの無意識の固有感覚を、同じ側の小脳へ伝える。
問題
後脊髄小脳路が通るのはどれか。
- 1. 大脳脚
- 2. 内側毛帯
- 3. 上小脳脚
- 4. 中小脳脚
- 5. 下小脳脚 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 32.6%難問
46人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 下小脳脚
後脊髄小脳路は、主に下肢・体幹の筋や腱からの無意識の固有感覚を、同じ側の小脳へ伝える。延髄を上行し、下小脳脚を通って小脳に入る。前脊髄小脳路が上小脳脚を通るのと対で覚える。
【各選択肢の解説】
1. 大脳脚
❌ 誤り。大脳脚は中脳の腹側にあり、大脳皮質から下る線維が通る。正しくは、大脳脚を通るのは皮質脊髄路・皮質核路・皮質橋路などの下行路である。
❌ 誤り。大脳脚は中脳の腹側にあり、大脳皮質から下る線維が通る。正しくは、大脳脚を通るのは皮質脊髄路・皮質核路・皮質橋路などの下行路である。
2. 内側毛帯
❌ 誤り。内側毛帯は小脳ではなく視床へ向かう上行路である。正しくは、内側毛帯は後索から薄束核・楔状束核を経て視床へ、識別性触覚と意識される深部感覚を伝える。
❌ 誤り。内側毛帯は小脳ではなく視床へ向かう上行路である。正しくは、内側毛帯は後索から薄束核・楔状束核を経て視床へ、識別性触覚と意識される深部感覚を伝える。
3. 上小脳脚
❌ 誤り。上小脳脚を通る脊髄小脳路は前脊髄小脳路である。正しくは、上小脳脚は主に小脳からの出力(歯状核から赤核・視床へ)と前脊髄小脳路が通る。
❌ 誤り。上小脳脚を通る脊髄小脳路は前脊髄小脳路である。正しくは、上小脳脚は主に小脳からの出力(歯状核から赤核・視床へ)と前脊髄小脳路が通る。
4. 中小脳脚
❌ 誤り。中小脳脚は脊髄からの線維を通さない。正しくは、中小脳脚は橋核から小脳へ向かう線維(橋小脳路)が通り、大脳皮質からの情報を小脳へ伝える。
❌ 誤り。中小脳脚は脊髄からの線維を通さない。正しくは、中小脳脚は橋核から小脳へ向かう線維(橋小脳路)が通り、大脳皮質からの情報を小脳へ伝える。
5. 下小脳脚
✅ 正しい。後脊髄小脳路は脊髄のクラーク核(胸髄核)から起こり、同側を上行して延髄で下小脳脚に入り、小脳へ固有感覚を伝える。
✅ 正しい。後脊髄小脳路は脊髄のクラーク核(胸髄核)から起こり、同側を上行して延髄で下小脳脚に入り、小脳へ固有感覚を伝える。
【試験対策ポイント】
| 小脳脚 | 主に通るもの |
|---|---|
| 上小脳脚 | 小脳からの出力(歯状核→赤核・視床)、前脊髄小脳路 |
| 中小脳脚 | 橋小脳路(橋核→小脳) |
| 下小脳脚 | 後脊髄小脳路、オリーブ小脳路、前庭小脳線維 |
- 「後脊髄小脳路は下、前脊髄小脳路は上」と前後と上下が逆になる
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