第53回 理学療法士国家試験 午後 第22問
内科学・臨床医学第53回午後
第53回 理学療法士国家試験 午後 第22問(内科学・臨床医学)の正答は 2 です。予防医学は三段階に分かれる。
問題
疾患の予防対策で正しいのはどれか。
- 1. 健康診断は一次予防である。
- 2. ワクチン接種は一次予防である。 ✓
- 3. 禁煙は二次予防である。
- 4. 合併症の予防は二次予防である。
- 5. 糖尿病の運動療法は三次予防である。
正答:2番
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解説
■ 正答:2番 — ワクチン接種は一次予防である。
予防医学は三段階に分かれる。一次予防=発症前の健康増進・特異的予防(生活習慣改善・予防接種)、二次予防=早期発見・早期治療(健康診断・スクリーニング)、三次予防=重症化・合併症予防やリハビリ(機能回復・社会復帰)。ワクチン接種は感染症の発症そのものを防ぐ一次予防に該当する。
【各選択肢の解説】
1. 健康診断は一次予防である。
❌ 誤り。健康診断・がん検診は疾病の早期発見を目的とする二次予防。一次予防ではない。
❌ 誤り。健康診断・がん検診は疾病の早期発見を目的とする二次予防。一次予防ではない。
2. ワクチン接種は一次予防である。
✅ 正しい。予防接種は感染症の発症を未然に防ぐ特異的予防で、一次予防に分類される。
✅ 正しい。予防接種は感染症の発症を未然に防ぐ特異的予防で、一次予防に分類される。
3. 禁煙は二次予防である。
❌ 誤り。禁煙は疾病の発症リスクを下げる生活習慣の改善で、一次予防にあたる。二次予防ではない。
❌ 誤り。禁煙は疾病の発症リスクを下げる生活習慣の改善で、一次予防にあたる。二次予防ではない。
4. 合併症の予防は二次予防である。
❌ 誤り。発症後の合併症・重症化の予防やリハビリは三次予防。二次予防ではない。
❌ 誤り。発症後の合併症・重症化の予防やリハビリは三次予防。二次予防ではない。
5. 糖尿病の運動療法は三次予防である。
❌ 誤り。すでに発症した糖尿病に対する運動療法は合併症予防・重症化防止の三次予防にあたる。本肢は正しい内容だが、設問は「正しいものを1つ」選ぶ形式で正答は2である。なお糖尿病運動療法を三次予防とする記述自体は妥当。
❌ 誤り。すでに発症した糖尿病に対する運動療法は合併症予防・重症化防止の三次予防にあたる。本肢は正しい内容だが、設問は「正しいものを1つ」選ぶ形式で正答は2である。なお糖尿病運動療法を三次予防とする記述自体は妥当。
【試験対策ポイント】
予防の三段階は超頻出。一次予防=健康増進・特異的予防(運動・禁煙・予防接種)、二次予防=早期発見・早期治療(健診・検診・スクリーニング)、三次予防=重症化防止・リハビリ・社会復帰。「ワクチン=一次」「健診=二次」「リハ・合併症予防=三次」を即答できるように。発症の前か後か、で段階を判断する。
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