PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第53回 理学療法士国家試験 午後 第69問

生理学第53回午後

第53回 理学療法士国家試験 午後 第69問(生理学)の正答は 2 です。歯状核は小脳核のうち最大のもので、小脳半球からの出力を上小脳脚→対側の視床→大脳皮質運動野へ送り、随意運動の計画とタイミング・協調を調整する。

問題
随意運動の制御に関与する部位はどれか。
  1. 1. 海馬
  2. 2. 歯状核 ✓
  3. 3. 松果体
  4. 4. 青斑核
  5. 5. 扁桃体

正答:2番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 78.3%参考値

23人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 歯状核

歯状核は小脳核のうち最大のもので、小脳半球からの出力を上小脳脚→対側の視床→大脳皮質運動野へ送り、随意運動の計画とタイミング・協調を調整する。損傷すると測定障害や企図振戦など随意運動の協調障害が出る。


【各選択肢の解説】

1. 海馬
❌ 誤り。海馬は運動の制御には直接関わらない。正しくは記憶(エピソード記憶)の形成に関与する。
2. 歯状核
✅ 正しい。小脳半球(大脳小脳)の出力核として、視床を経由して運動野に働きかけ、随意運動を調整する。
3. 松果体
❌ 誤り。松果体は運動の制御には関わらない。正しくはメラトニンを分泌し、睡眠・概日リズムに関与する。
4. 青斑核
❌ 誤り。青斑核は随意運動の制御核ではない。正しくは脳幹(橋)のノルアドレナリン作動性ニューロンの集まりで、覚醒・注意に関与する。
5. 扁桃体
❌ 誤り。扁桃体は大脳辺縁系の一部で、運動の制御核ではない。正しくは情動(恐怖・不安)の処理と情動記憶に関与する。

【試験対策ポイント】

部位主な働き
歯状核(小脳)随意運動の協調
海馬記憶
扁桃体情動
松果体メラトニン・概日リズム
青斑核ノルアドレナリン・覚醒

小脳核は外側から歯状核・栓状核・球状核・室頂核。随意運動の制御は大脳皮質運動野・大脳基底核・小脳が担う。

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