第54回 理学療法士国家試験 午前 第90問
神経内科学第54回午前
第54回 理学療法士国家試験 午前 第90問(神経内科学)の正答は 2 です。Parkinson病は中脳黒質のドパミン神経細胞が変性する錐体外路系の疾患で、運動症状(静止時振戦・筋強剛・無動・姿勢反射障害)に便秘・レム睡眠行動障害などの非運動症状が加わる。
問題
Parkinson病でみられないのはどれか。
- 1. 便秘
- 2. 運動失調 ✓
- 3. 動作緩慢
- 4. 静止時振戦
- 5. レム睡眠行動障害
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 48%参考値
25人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 運動失調
Parkinson病は中脳黒質のドパミン神経細胞が変性する錐体外路系の疾患で、運動症状(静止時振戦・筋強剛・無動・姿勢反射障害)に便秘・レム睡眠行動障害などの非運動症状が加わる。運動失調は小脳・脊髄後索の障害で起こる症候であり、Parkinson病ではみられない。
【各選択肢の解説】
1. 便秘
❌ 誤り。正しくは、自律神経障害による便秘がよくみられ、運動症状より先に出ることもある。
❌ 誤り。正しくは、自律神経障害による便秘がよくみられ、運動症状より先に出ることもある。
2. 運動失調
✅ 正しい(=正答)。運動失調は小脳性・脊髄後索性(感覚性)・前庭性の障害で起こる協調運動の障害である。Parkinson病が障害するのは錐体外路(黒質線条体系)で、動作が遅く小さくなる無動が中心となり、運動失調の症候ではない。
✅ 正しい(=正答)。運動失調は小脳性・脊髄後索性(感覚性)・前庭性の障害で起こる協調運動の障害である。Parkinson病が障害するのは錐体外路(黒質線条体系)で、動作が遅く小さくなる無動が中心となり、運動失調の症候ではない。
3. 動作緩慢
❌ 誤り。正しくは、動作緩慢(無動・寡動)はParkinson病の中核となる運動症状である。
❌ 誤り。正しくは、動作緩慢(無動・寡動)はParkinson病の中核となる運動症状である。
4. 静止時振戦
❌ 誤り。正しくは、安静時に出て動作で弱まる静止時振戦(丸薬丸め様)がParkinson病の代表的な初発症状としてみられる。
❌ 誤り。正しくは、安静時に出て動作で弱まる静止時振戦(丸薬丸め様)がParkinson病の代表的な初発症状としてみられる。
5. レム睡眠行動障害
❌ 誤り。正しくは、夢の内容に合わせて叫んだり手足を動かしたりするレム睡眠行動障害がみられ、運動症状に先行することがある。
❌ 誤り。正しくは、夢の内容に合わせて叫んだり手足を動かしたりするレム睡眠行動障害がみられ、運動症状に先行することがある。
【試験対策ポイント】
- 運動症状:静止時振戦・筋強剛・無動(動作緩慢)・姿勢反射障害
- 非運動症状:便秘・起立性低血圧・嗅覚低下・レム睡眠行動障害・抑うつ
- 運動失調は小脳・脊髄後索・前庭の障害の症候=Parkinson病の症状ではない
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