第55回 理学療法士国家試験 午前 第49問
理学療法評価学第55回午前
第55回 理学療法士国家試験 午前 第49問(理学療法評価学)の正答は 4 です。ノーマライゼーションは、障害の有無にかかわらず誰もが地域で当たり前に暮らせる社会を目指す理念です。
問題
ノーマライゼーションで正しいのはどれか。
- 1. 障害者の隔離
- 2. 心身機能の正常化
- 3. 身体構造の正常化
- 4. 障害により受ける差別の解消 ✓
- 5. 大規模施設(コロニー)への入所推進
正答:4番
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解説
■ 正答:4番 — 障害により受ける差別の解消
ノーマライゼーションは、障害の有無にかかわらず誰もが地域で当たり前に暮らせる社会を目指す理念です。障害による差別の解消はその中核であり、選択肢4が正しい記載です。
【各選択肢の解説】
1. 障害者の隔離
❌ 誤り。隔離はノーマライゼーションの理念と正反対です。地域での共生を目指します。
❌ 誤り。隔離はノーマライゼーションの理念と正反対です。地域での共生を目指します。
2. 心身機能の正常化
❌ 誤り。ノーマライゼーションは障害者本人を「正常化」することではなく、生活環境・社会のあり方を整えることを意味します。
❌ 誤り。ノーマライゼーションは障害者本人を「正常化」することではなく、生活環境・社会のあり方を整えることを意味します。
3. 身体構造の正常化
❌ 誤り。身体そのものを正常化する概念ではありません。社会参加の保障が主眼です。
❌ 誤り。身体そのものを正常化する概念ではありません。社会参加の保障が主眼です。
4. 障害により受ける差別の解消
✅ 正しい。障害を理由とする差別の解消と社会参加の保障がノーマライゼーションの中心理念です。
✅ 正しい。障害を理由とする差別の解消と社会参加の保障がノーマライゼーションの中心理念です。
5. 大規模施設(コロニー)への入所推進
❌ 誤り。大規模施設収容(脱施設化と逆行)はノーマライゼーションが批判してきた対象です。
❌ 誤り。大規模施設収容(脱施設化と逆行)はノーマライゼーションが批判してきた対象です。
【試験対策ポイント】
ノーマライゼーションは「障害者を変えるのではなく社会・環境を変える」理念で、脱施設化・地域生活・社会参加の保障が柱です。混同しやすい用語として、ICF(生活機能の相互作用)、バリアフリー(障壁除去)、ユニバーサルデザイン(最初から誰もが使える設計)の違いも整理しておきましょう。
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