PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第55回 理学療法士国家試験 午前 第48問

リハビリテーション医学第55回午前

第55回 理学療法士国家試験 午前 第48問(リハビリテーション医学)の正答は 3 です。廃用性の骨萎縮(骨量低下)の予防には荷重・運動が重要で、機能的電気刺激(FES)は骨萎縮の予防法として適切とはいえません。

問題
廃用症候群の症状と予防法の組合せで誤っているのはどれか。
  1. 1. 起立性低血圧 ――― 離床
  2. 2. 筋力低下 ――――― 神経筋電気刺激
  3. 3. 骨萎縮 ――――――― 機能的電気刺激
  4. 4. 褥瘡 ―――――――― 体位変換
  5. 5. 深部静脈血栓 ――― 弾性ストッキング

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:3番 — 骨萎縮 ――― 機能的電気刺激

廃用性の骨萎縮(骨量低下)の予防には荷重・運動が重要で、機能的電気刺激(FES)は骨萎縮の予防法として適切とはいえません。よって組合せが誤っているのは選択肢3です。


【各選択肢の解説】

1. 起立性低血圧 ── 離床
✅ 正しい。臥床により生じる起立性低血圧には、段階的な離床・起立練習が予防・改善に有効です。
2. 筋力低下 ── 神経筋電気刺激
✅ 正しい。廃用性筋力低下には神経筋電気刺激(NMES)が筋萎縮予防・筋力維持に用いられます。
3. 骨萎縮 ── 機能的電気刺激
❌ 誤り(これが正答)。骨萎縮の予防には荷重・運動負荷が基本で、機能的電気刺激は骨萎縮予防の標準的方法ではありません。
4. 褥瘡 ── 体位変換
✅ 正しい。褥瘡予防の基本は定期的な体位変換による除圧です。
5. 深部静脈血栓 ── 弾性ストッキング
✅ 正しい。深部静脈血栓の予防に弾性ストッキングによる圧迫が用いられます。

【試験対策ポイント】

廃用症候群の予防は「原因に直接対応する手段」で整理します。起立性低血圧=離床、筋力低下=運動・NMES、骨萎縮=荷重・運動(電気刺激は不適)、褥瘡=体位変換、DVT=弾性ストッキング・足関節運動。骨は荷重刺激で維持されるため、骨萎縮の予防に荷重が欠かせない点が決め手です。

📗 PTカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「内科学」第6章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

PT国試ノート 頻出だけを、1冊に。 12科目・全84章/過去問18回分(第44〜61回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 運動学・解剖学は無料 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
全科目セット 850円・買い切り / 12科目・全84章。運動学・解剖学は無料で読めます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | PTの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(脳血管等・運動器・呼吸器・心大血管・小児・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国18,875か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第55回 全問一覧

▶ リハビリテーション医学 の過去問一覧

▶ 「高齢者・フレイル」の過去問44問まとめを見る

スポンサーリンク(広告)