第55回 理学療法士国家試験 午後 第4問
理学療法評価学第55回午後
第55回 理学療法士国家試験 午後 第4問(理学療法評価学)の正答は 5 です。関節トルク=力×モーメントアーム(関節中心から力の作用点までの距離)。
問題
図に示す方法で筋力測定器を用いて膝関節伸展等尺性筋力を測定したところ、測定値は28 kgfであった。膝関節伸展トルクはどれか。(aの長さ:33 cm、bの長さ:25 cm、A:股関節中心、B:膝関節中心)
- 1. 約6.9 Nm
- 2. 約17.2 Nm
- 3. 約34.5 Nm
- 4. 約51.8 Nm
- 5. 約68.6 Nm ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 25%参考値
20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 約68.6 Nm
関節トルク=力×モーメントアーム(関節中心から力の作用点までの距離)。膝関節伸展トルクなので、膝関節中心Bから測定器(下腿遠位)までの距離b=25 cmを使う。
【各選択肢の解説】
1. 約6.9 Nm
❌ 誤り。274.4 N×0.025 m=6.86 Nmで、cmからmへの換算で桁を1つ誤った値である。正しくは25 cm=0.25 m。
❌ 誤り。274.4 N×0.025 m=6.86 Nmで、cmからmへの換算で桁を1つ誤った値である。正しくは25 cm=0.25 m。
2. 約17.2 Nm
❌ 誤り。正しい式(力274.4 N×距離0.25 m)の結果と一致しない。正しくは68.6 Nm。
❌ 誤り。正しい式(力274.4 N×距離0.25 m)の結果と一致しない。正しくは68.6 Nm。
3. 約34.5 Nm
❌ 誤り。正しい式の結果の約半分で、距離か力の取り方を誤った値である。正しくは68.6 Nm。
❌ 誤り。正しい式の結果の約半分で、距離か力の取り方を誤った値である。正しくは68.6 Nm。
4. 約51.8 Nm
❌ 誤り。正しい式の結果と一致しない。正しくは274.4 N×0.25 m=68.6 Nm。
❌ 誤り。正しい式の結果と一致しない。正しくは274.4 N×0.25 m=68.6 Nm。
5. 約68.6 Nm
✅ 正しい。途中式は次のとおり。
✅ 正しい。途中式は次のとおり。
・力:28 kgf×9.8 m/s²=274.4 N
・距離:b=25 cm=0.25 m
・トルク:274.4 N×0.25 m=68.6 Nm
【試験対策ポイント】
- 手順:① kgf→N(×9.8)② cm→m ③ 力×距離
- 距離は求める関節の中心から力の作用点まで。膝のトルクなら膝関節中心から測定器まで(b)。股関節〜膝関節の長さaは膝のトルクには使わない
- 測定器の位置が膝に近いほど、同じ筋力でも測定値(kgf)は大きく出る=比べるときはトルク(Nm)に直す
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