PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第55回 理学療法士国家試験 午後 第10問

物理療法第55回午後

第55回 理学療法士国家試験 午後 第10問(物理療法)の正答は 3 です。直達牽引は骨に鋼線(Kirschner鋼線など)を刺入し、それに牽引弓をつけて錘で引く方法である。

問題
牽引の場面を図に示す。直達牽引法はどれか。
第55回午後第10問 図
  1. 1. 図1
  2. 2. 図2
  3. 3. 図3 ✓
  4. 4. 図4
  5. 5. 図5

正答:3番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 63.2%標準

38人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 図3

直達牽引は骨に鋼線(Kirschner鋼線など)を刺入し、それに牽引弓をつけて錘で引く方法である。図3は下腿に刺入した鋼線に牽引弓を取り付けて錘で引いている。


【各選択肢の解説】

1. 図1
❌ 誤り。頭頸部に布の係蹄をかけて座位で上方へ引く頸椎牽引で、皮膚を介して引く介達牽引である。正しくは骨にピンを刺入していないので直達牽引ではない。
2. 図2
❌ 誤り。骨盤にベルト(骨盤帯)を巻いて背臥位で引く骨盤牽引で、介達牽引である。正しくは皮膚・軟部組織を介して力を伝える。
3. 図3
✅ 正しい。骨に通した鋼線を牽引弓で保持し、錘で牽引している。骨に直接力をかけるので、皮膚を介する方法より大きな牽引力を長くかけられる。
4. 図4
❌ 誤り。下腿に包帯(絆創膏など)を巻き、それを介して錘で引く介達牽引である。正しくは皮膚を介するので、皮膚障害を避けるため牽引力に限りがある。
5. 図5
❌ 誤り。上半身を台にのせ、下半身の重さ(自重)を利用して引く方法で、骨に器具を入れていない。正しくは自重を利用した牽引で直達牽引ではない。

【試験対策ポイント】

直達牽引介達牽引
力のかけ方骨に刺入した鋼線・ピン皮膚・軟部組織(包帯・ベルト・係蹄)
牽引力大きい小さい(皮膚障害に注意)
例鋼線牽引頸椎牽引・骨盤牽引・絆創膏牽引

図では「骨に刺さった鋼線と牽引弓」があるかどうかを見る。

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