第55回 理学療法士国家試験 午後 第70問
運動学第55回午後
第55回 理学療法士国家試験 午後 第70問(運動学)の正答は 2・5 です。回内の主動作筋は円回内筋・方形回内筋だが、選択肢の中では腕橈骨筋(回外位から中間位へ)と橈側手根屈筋(補助)が回内作用をもつ。
問題
前腕回内の作用をもつのはどれか。2つ選べ。
- 1. 上腕筋
- 2. 腕橈骨筋 ✓
- 3. 上腕二頭筋
- 4. 上腕三頭筋
- 5. 橈側手根屈筋 ✓
正答:2・5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 53.6%参考値
28人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2・5番 — 腕橈骨筋・橈側手根屈筋
回内の主動作筋は円回内筋・方形回内筋だが、選択肢の中では腕橈骨筋(回外位から中間位へ)と橈側手根屈筋(補助)が回内作用をもつ。上腕二頭筋は回外筋であることが対比の軸である。
【各選択肢の解説】
1. 上腕筋
❌ 誤り。正しくは、上腕筋は尺骨に付着するため前腕の回旋には関与せず、肘関節屈曲のみに働く。
❌ 誤り。正しくは、上腕筋は尺骨に付着するため前腕の回旋には関与せず、肘関節屈曲のみに働く。
2. 腕橈骨筋
✅ 正しい。腕橈骨筋は肘関節屈曲に働くほか、前腕を中間位に戻す作用をもち、回外位からは回内方向に働く。
✅ 正しい。腕橈骨筋は肘関節屈曲に働くほか、前腕を中間位に戻す作用をもち、回外位からは回内方向に働く。
3. 上腕二頭筋
❌ 誤り。正しくは、上腕二頭筋は橈骨粗面に付着し、肘関節屈曲とともに前腕の回外に強く働く。
❌ 誤り。正しくは、上腕二頭筋は橈骨粗面に付着し、肘関節屈曲とともに前腕の回外に強く働く。
4. 上腕三頭筋
❌ 誤り。正しくは、上腕三頭筋は肘関節伸展(長頭は肩関節伸展も)に働き、前腕の回旋には関与しない。
❌ 誤り。正しくは、上腕三頭筋は肘関節伸展(長頭は肩関節伸展も)に働き、前腕の回旋には関与しない。
5. 橈側手根屈筋
✅ 正しい。上腕骨内側上顆から起こり第2・3中手骨底に付くため、手関節の掌屈・橈屈に加え、前腕回内を補助する。
✅ 正しい。上腕骨内側上顆から起こり第2・3中手骨底に付くため、手関節の掌屈・橈屈に加え、前腕回内を補助する。
【試験対策ポイント】
| 運動 | 主動作筋 | 補助 |
|---|---|---|
| 回内 | 円回内筋・方形回内筋 | 腕橈骨筋(回外位から)・橈側手根屈筋 |
| 回外 | 回外筋・上腕二頭筋 | 腕橈骨筋(回内位から) |
腕橈骨筋は「中間位へ戻す」両方向の作用をもつ点がひっかけになりやすい。
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