PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第55回 理学療法士国家試験 午後 第78問

病理学概論第55回午後

第55回 理学療法士国家試験 午後 第78問(病理学概論)の正答は 4 です。海綿状血管腫は拡張した血管腔が集まった良性の血管性腫瘍で、椎体などの骨や軟部組織に生じる。

問題
良性の骨軟部腫瘍はどれか。
  1. 1. 脊索腫
  2. 2. 軟骨肉腫
  3. 3. 血管内皮腫
  4. 4. 海綿状血管腫 ✓
  5. 5. 多発性骨髄腫

正答:4番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 28.3%難問

46人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 海綿状血管腫

海綿状血管腫は拡張した血管腔が集まった良性の血管性腫瘍で、椎体などの骨や軟部組織に生じる。他の選択肢は悪性、または良性ではない群に入る腫瘍である。


【各選択肢の解説】

1. 脊索腫
❌ 誤り。正しくは、脊索腫は胎生期の脊索の遺残から発生する悪性腫瘍で、仙骨や頭蓋底(斜台)に好発する。
2. 軟骨肉腫
❌ 誤り。正しくは、軟骨肉腫は軟骨を形成する悪性腫瘍である。
3. 血管内皮腫
❌ 誤り。正しくは、血管内皮腫は血管内皮由来の腫瘍で、良性ではなく、良性と悪性の中間から悪性の群に分類される。
4. 海綿状血管腫
✅ 正しい。拡張した血管腔が増生した良性病変で、転移を起こさない。
5. 多発性骨髄腫
❌ 誤り。正しくは、多発性骨髄腫は形質細胞が腫瘍化した悪性腫瘍(造血器腫瘍)で、骨に多発する溶骨性病変をつくる。

【試験対策ポイント】

良性悪性
骨軟骨腫・内軟骨腫・類骨骨腫骨肉腫・軟骨肉腫・Ewing肉腫
血管腫・脂肪腫脊索腫・多発性骨髄腫

「〜肉腫」は悪性だが、脊索腫・骨髄腫のように「〜腫」でも悪性のものがある点がひっかけになる。

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