第55回 理学療法士国家試験 午後 第85問
神経内科学第55回午後
第55回 理学療法士国家試験 午後 第85問(神経内科学)の正答は 3 です。MRI拡散強調像(DWI)は水分子の動きにくさ(拡散制限)を画像にする方法で、細胞が腫れて拡散が制限された発症早期の脳梗塞巣を高信号として描出できる。
問題
診断においてMRI拡散強調像が最も有用なのはどれか。
- 1. 頭蓋底骨折
- 2. 脳室内出血
- 3. 脳梗塞急性期 ✓
- 4. 脳出血急性期
- 5. くも膜下出血急性期
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 59.1%参考値
22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 脳梗塞急性期
MRI拡散強調像(DWI)は水分子の動きにくさ(拡散制限)を画像にする方法で、細胞が腫れて拡散が制限された発症早期の脳梗塞巣を高信号として描出できる。CTでは発症直後の梗塞巣は写りにくいため、DWIが最も役立つ。
【各選択肢の解説】
1. 頭蓋底骨折
❌ 誤り。MRIは骨皮質の信号が乏しく骨折線の描出に向かない。正しくは、頭蓋底骨折の診断にはCT(骨条件の薄いスライス)が有用である。
❌ 誤り。MRIは骨皮質の信号が乏しく骨折線の描出に向かない。正しくは、頭蓋底骨折の診断にはCT(骨条件の薄いスライス)が有用である。
2. 脳室内出血
❌ 誤り。急性期の出血はCTで高吸収域として短時間で確実に描出できる。正しくは、脳室内出血の診断にはまずCTを用いる。
❌ 誤り。急性期の出血はCTで高吸収域として短時間で確実に描出できる。正しくは、脳室内出血の診断にはまずCTを用いる。
3. 脳梗塞急性期
✅ 正しい(=正答)。梗塞巣では細胞性浮腫により水分子の拡散が制限されるため、発症早期からDWIで高信号となる。CTで変化が出る前の時期に病巣を捉えられる。
✅ 正しい(=正答)。梗塞巣では細胞性浮腫により水分子の拡散が制限されるため、発症早期からDWIで高信号となる。CTで変化が出る前の時期に病巣を捉えられる。
4. 脳出血急性期
❌ 誤り。急性期の脳出血はCTで高吸収域として明瞭に写り、検査時間も短い。正しくは、脳出血急性期の診断にはCTが第一選択である。
❌ 誤り。急性期の脳出血はCTで高吸収域として明瞭に写り、検査時間も短い。正しくは、脳出血急性期の診断にはCTが第一選択である。
5. くも膜下出血急性期
❌ 誤り。くも膜下出血は脳底槽・脳溝の高吸収域としてCTで描出される。正しくは、くも膜下出血急性期の診断にはCTが第一選択である。
❌ 誤り。くも膜下出血は脳底槽・脳溝の高吸収域としてCTで描出される。正しくは、くも膜下出血急性期の診断にはCTが第一選択である。
【試験対策ポイント】
| 対象 | 第一選択 | 見え方 |
|---|---|---|
| 急性期の脳梗塞 | MRI拡散強調像 | 高信号 |
| 急性期の出血(脳出血・脳室内出血・くも膜下出血) | CT | 高吸収域 |
| 頭蓋骨骨折 | CT(骨条件) | 骨折線 |
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