PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第56回 理学療法士国家試験 午前 第3問

理学療法評価学第56回午前

第56回 理学療法士国家試験 午前 第3問(理学療法評価学)の正答は 2・3 です。関節可動域測定法(日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会 1995年)で、図の太線(基本軸)と細線(移動軸)が正しい骨指標に沿っているかを見る。

問題
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)の基本軸と移動軸で正しいのはどれか。2つ選べ。
第56回午前第3問 図
  1. 1. 肩内転
  2. 2. 肩甲帯伸展 ✓
  3. 3. 前腕回内 ✓
  4. 4. 足部外転
  5. 5. 膝伸展

正答:2・3番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 51.4%標準

35人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2・3番 — 肩甲帯伸展・前腕回内

関節可動域測定法(日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会 1995年)で、図の太線(基本軸)と細線(移動軸)が正しい骨指標に沿っているかを見る。肩甲帯伸展は両肩峰を結ぶ線と頭頂–肩峰線、前腕回内は上腕骨と手掌面であり、図はどちらもそのとおりに描かれている。


【各選択肢の解説】

1. 肩内転
❌ 誤り。図では両肩を横切る水平線が基本軸として描かれている。正しくは、肩内転の基本軸は肩峰を通る床への垂直線、移動軸は上腕骨である。
2. 肩甲帯伸展
✅ 正しい(=正答)。頭の上から見た図で、両側の肩峰を結ぶ線を基本軸、頭頂と肩峰を結ぶ線を移動軸としている。肩甲帯の前後の動きは水平面で起こるため、上から見て測る。
3. 前腕回内
✅ 正しい(=正答)。肘を90°屈曲し、上腕骨を基本軸、手指を伸展した手掌面を移動軸としている。肘を屈曲して上腕を体幹につけることで、肩の回旋が回内の角度に混ざるのを防ぐ。
4. 足部外転
❌ 誤り。図では太線が下腿から足先まで1本で引かれ、下腿の長軸を基本軸としている。正しくは、足部外転の基本軸・移動軸はともに第1・第2中足骨の間の中央線で、足部の線どうしで角度を測る(日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会 1995年)。
5. 膝伸展
❌ 誤り。図では下腿に沿って太線(基本軸)が置かれている。正しくは、膝伸展の基本軸は大腿骨、移動軸は腓骨(腓骨頭と外果を結ぶ線)である。

【試験対策ポイント】

(日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会 1995年)

運動基本軸移動軸
肩内転・外転肩峰を通る床への垂直線上腕骨
肩甲帯屈曲・伸展両側の肩峰を結ぶ線頭頂と肩峰を結ぶ線
前腕回内・回外上腕骨手指を伸展した手掌面
足部外転・内転第1・第2中足骨の間の中央線同上
膝屈曲・伸展大腿骨腓骨(腓骨頭と外果を結ぶ線)
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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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