PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第56回 理学療法士国家試験 午前 第58問

理学療法評価学第56回午前

第56回 理学療法士国家試験 午前 第58問(理学療法評価学)の正答は 3・4 です。外眼筋の神経支配を問う問題です。

問題
筋と支配神経の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. 下斜筋 ─── 外転神経
  2. 2. 下直筋 ─── 視神経
  3. 3. 上眼瞼挙筋 ─── 動眼神経
  4. 4. 上斜筋 ─── 滑車神経
  5. 5. 内側直筋 ─── 眼神経

正答:3・4番

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解説
■ 正答:3・4番 — 上眼瞼挙筋・上斜筋

外眼筋の神経支配を問う問題です。覚え方の原則は「上斜筋=滑車神経(IV)、外側直筋=外転神経(VI)、それ以外の外眼筋と上眼瞼挙筋=動眼神経(III)」です。


【各選択肢の解説】

1. 下斜筋 ─ 外転神経
❌ 誤り。下斜筋は動眼神経支配です。外転神経は外側直筋のみを支配します。
2. 下直筋 ─ 視神経
❌ 誤り。下直筋は動眼神経支配です。視神経(II)は感覚神経で眼筋を動かしません。
3. 上眼瞼挙筋 ─ 動眼神経
✅ 正しい。上眼瞼挙筋は動眼神経が支配します(眼瞼下垂は動眼神経麻痺の徴候)。
4. 上斜筋 ─ 滑車神経
✅ 正しい。上斜筋のみが滑車神経(IV)支配です。
5. 内側直筋 ─ 眼神経
❌ 誤り。内側直筋は動眼神経支配です。眼神経は三叉神経第1枝で感覚神経です。

【試験対策ポイント】

語呂は「LR6SO4、残り全部3」(外側直筋=VI、上斜筋=IV、他=III)。動眼神経麻痺では眼球が外下方を向き(外転神経と滑車神経が残る)、眼瞼下垂と散瞳を伴います。外眼筋と支配神経の対応は神経内科でも頻出です。

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