第56回 理学療法士国家試験 午後 第42問
解剖学第56回午後
第56回 理学療法士国家試験 午後 第42問(解剖学)の正答は 4 です。術後3日は疼痛・腫脹が強く、移植腱の固定も弱い時期で、理学療法は腫脹の管理・可動域の確保・大腿四頭筋の賦活が中心になる。
問題
膝関節前十字靱帯再建術後3日経過した時点で行う理学療法として適切でないのはどれか。
- 1. ゴムチューブを利用した膝伸展運動
- 2. 膝装具装着下での自動介助運動
- 3. CPMを用いた関節可動域練習
- 4. ハーフスクワット ✓
- 5. アイシング
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 35.3%難問
51人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — ハーフスクワット
術後3日は疼痛・腫脹が強く、移植腱の固定も弱い時期で、理学療法は腫脹の管理・可動域の確保・大腿四頭筋の賦活が中心になる。荷重下で膝を曲げて大腿四頭筋を強く働かせるハーフスクワットは、この時期には負荷が大きすぎる。
【各選択肢の解説】
1. ゴムチューブを利用した膝伸展運動
✅ 正しい(適切)。低負荷の抵抗で大腿四頭筋の萎縮を防ぐ。移植腱への前方剪断を避けるため、膝屈曲位寄りの範囲で行う。
✅ 正しい(適切)。低負荷の抵抗で大腿四頭筋の萎縮を防ぐ。移植腱への前方剪断を避けるため、膝屈曲位寄りの範囲で行う。
2. 膝装具装着下での自動介助運動
✅ 正しい(適切)。装具で膝の動揺を防ぎながら可動域を保ち、拘縮と筋萎縮を防ぐ。
✅ 正しい(適切)。装具で膝の動揺を防ぎながら可動域を保ち、拘縮と筋萎縮を防ぐ。
3. CPMを用いた関節可動域練習
✅ 正しい(適切)。CPM(持続的他動運動)は術後早期から他動的に膝を動かし、関節拘縮と癒着を防ぐ。
✅ 正しい(適切)。CPM(持続的他動運動)は術後早期から他動的に膝を動かし、関節拘縮と癒着を防ぐ。
4. ハーフスクワット
❌ 誤り(=正答)。荷重下で膝を屈曲させながら大腿四頭筋を強く収縮させる運動で、術後3日の腫脹・疼痛が強く荷重も制限される時期には負荷が大きい。正しくは、スクワットなどの荷重下での運動は、荷重が進み腫脹が落ち着いてから段階的に導入する。
❌ 誤り(=正答)。荷重下で膝を屈曲させながら大腿四頭筋を強く収縮させる運動で、術後3日の腫脹・疼痛が強く荷重も制限される時期には負荷が大きい。正しくは、スクワットなどの荷重下での運動は、荷重が進み腫脹が落ち着いてから段階的に導入する。
5. アイシング
✅ 正しい(適切)。術後早期の炎症による疼痛・腫脹を抑え、可動域練習や筋収縮を行いやすくする。
✅ 正しい(適切)。術後早期の炎症による疼痛・腫脹を抑え、可動域練習や筋収縮を行いやすくする。
【試験対策ポイント】
- 術後早期(数日):アイシング・CPM・装具下の可動域練習・大腿四頭筋の低負荷運動
- 荷重が進んでから:スクワットなどの荷重下(閉鎖性運動連鎖)の筋力強化
- 「術後◯日」の問題は、その時期の組織の強さと腫脹・荷重制限から負荷の大きさを判断する
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