第56回 理学療法士国家試験 午後 第47問
リハビリテーション医学第56回午後
第56回 理学療法士国家試験 午後 第47問(リハビリテーション医学)の正答は 1 です。各手技の目的を入れ替えて誤りが作られている。
問題
摂食嚥下障害に対するリハビリテーション手技と目的の組合せで正しいのはどれか。
- 1. Shaker法 ─────── 舌骨上筋群の強化 ✓
- 2. ハフィング〈huffing〉──── 食道入口部の開大
- 3. バルーン拡張法 ──── 誤嚥物の喀出
- 4. ブローイング ──────── 喉頭挙上の強化
- 5. Mendelsohn手技 ──── 鼻咽腔閉鎖の強化
正答:1番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 38.1%参考値
21人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — Shaker法 ─────── 舌骨上筋群の強化
各手技の目的を入れ替えて誤りが作られている。Shaker法は舌骨上筋群を鍛え、喉頭を前上方へ引き上げて食道入口部を開きやすくする訓練である。
【各選択肢の解説】
1. Shaker法 ─────── 舌骨上筋群の強化
✅ 正しい(=正答)。背臥位で肩を床につけたまま頭部だけを挙上してつま先を見る運動で、舌骨上筋群が働く。喉頭挙上が強まり、食道入口部の開大を助ける。
✅ 正しい(=正答)。背臥位で肩を床につけたまま頭部だけを挙上してつま先を見る運動で、舌骨上筋群が働く。喉頭挙上が強まり、食道入口部の開大を助ける。
2. ハフィング〈huffing〉──── 食道入口部の開大
❌ 誤り。ハフィングは声門を開いたまま強く速く息を吐き出す手技である。正しくは、気道内の分泌物・誤嚥物の喀出を目的とする。
❌ 誤り。ハフィングは声門を開いたまま強く速く息を吐き出す手技である。正しくは、気道内の分泌物・誤嚥物の喀出を目的とする。
3. バルーン拡張法 ──── 誤嚥物の喀出
❌ 誤り。バルーンカテーテルを食道入口部に入れて膨らませ、引き抜く手技である。正しくは、輪状咽頭筋部を広げる食道入口部の開大を目的とする。
❌ 誤り。バルーンカテーテルを食道入口部に入れて膨らませ、引き抜く手技である。正しくは、輪状咽頭筋部を広げる食道入口部の開大を目的とする。
4. ブローイング ──────── 喉頭挙上の強化
❌ 誤り。ストローなどで息を吹く訓練で、呼気を口から出すために軟口蓋を挙上させる。正しくは、鼻咽腔閉鎖の強化を目的とする。
❌ 誤り。ストローなどで息を吹く訓練で、呼気を口から出すために軟口蓋を挙上させる。正しくは、鼻咽腔閉鎖の強化を目的とする。
5. Mendelsohn手技 ──── 鼻咽腔閉鎖の強化
❌ 誤り。嚥下の途中で喉頭が最も挙上した位置を数秒間意識して保つ手技である。正しくは、喉頭挙上の強化(挙上時間の延長)と、それによる食道入口部の開大時間の延長を目的とする。
❌ 誤り。嚥下の途中で喉頭が最も挙上した位置を数秒間意識して保つ手技である。正しくは、喉頭挙上の強化(挙上時間の延長)と、それによる食道入口部の開大時間の延長を目的とする。
【試験対策ポイント】
| 手技 | 目的 |
|---|---|
| Shaker法 | 舌骨上筋群の強化 |
| Mendelsohn手技 | 喉頭挙上の保持・強化 |
| バルーン拡張法 | 食道入口部の開大 |
| ブローイング | 鼻咽腔閉鎖の強化 |
| ハフィング | 誤嚥物・分泌物の喀出 |
選択肢2〜5の目的は、表の別の手技の目的を1つずつずらしたものになっている。
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