第57回 理学療法士国家試験 午前 第63問
生理学第57回午前
第57回 理学療法士国家試験 午前 第63問(生理学)の正答は 2 です。Type Ⅰ線維(遅筋・赤筋)は、ミトコンドリアでの酸化的リン酸化(有酸素系)でATPをつくる線維である。
問題
Type Ⅱと比べて Type Ⅰの筋線維の特徴で正しいのはどれか。
- 1. 易疲労性がある。
- 2. 解糖系酵素活性が低い。 ✓
- 3. 収縮速度が速い。
- 4. ミオグロビンが少ない。
- 5. ミトコンドリアが少ない。
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 66.7%標準
48人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 解糖系酵素活性が低い。
Type Ⅰ線維(遅筋・赤筋)は、ミトコンドリアでの酸化的リン酸化(有酸素系)でATPをつくる線維である。そのため有酸素系の酵素やミトコンドリアが多く、解糖系の酵素活性はType Ⅱより低い。
【各選択肢の解説】
1. 易疲労性がある。
❌ 誤り。疲れやすいのはType Ⅱ(特にⅡb/Ⅱx)である。正しくは、Type Ⅰは有酸素的にATPを供給し続けられるため疲労しにくい。
❌ 誤り。疲れやすいのはType Ⅱ(特にⅡb/Ⅱx)である。正しくは、Type Ⅰは有酸素的にATPを供給し続けられるため疲労しにくい。
2. 解糖系酵素活性が低い。(=正答)
✅ 正しい。Type Ⅰはエネルギー供給を主に有酸素系に頼るため、無酸素的な解糖系の酵素活性が低い。
✅ 正しい。Type Ⅰはエネルギー供給を主に有酸素系に頼るため、無酸素的な解糖系の酵素活性が低い。
3. 収縮速度が速い。
❌ 誤り。収縮速度が速いのはType Ⅱ(速筋)である。正しくは、Type Ⅰは収縮速度が遅い(遅筋)。
❌ 誤り。収縮速度が速いのはType Ⅱ(速筋)である。正しくは、Type Ⅰは収縮速度が遅い(遅筋)。
4. ミオグロビンが少ない。
❌ 誤り。ミオグロビンが少なく白く見えるのはType Ⅱである。正しくは、Type Ⅰは酸素を蓄えるミオグロビンが多く、赤く見える(赤筋)。
❌ 誤り。ミオグロビンが少なく白く見えるのはType Ⅱである。正しくは、Type Ⅰは酸素を蓄えるミオグロビンが多く、赤く見える(赤筋)。
5. ミトコンドリアが少ない。
❌ 誤り。ミトコンドリアが少ないのはType Ⅱである。正しくは、Type Ⅰは有酸素代謝の場であるミトコンドリアが多い。
❌ 誤り。ミトコンドリアが少ないのはType Ⅱである。正しくは、Type Ⅰは有酸素代謝の場であるミトコンドリアが多い。
【試験対策ポイント】
| Type Ⅰ(遅筋・赤筋) | Type Ⅱ(速筋・白筋) | |
|---|---|---|
| 収縮速度 | 遅い | 速い |
| 疲労 | しにくい | しやすい |
| 主なエネルギー系 | 有酸素系 | 解糖系 |
| ミトコンドリア・ミオグロビン | 多い | 少ない |
| 解糖系酵素活性 | 低い | 高い |
Ⅱa線維は速いが有酸素能も比較的高い中間型である。
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