PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第57回 理学療法士国家試験 午前 第64問

生理学第57回午前

第57回 理学療法士国家試験 午前 第64問(生理学)の正答は 1 です。Ⅰ音は心室収縮の始まりに房室弁(僧帽弁・三尖弁)が閉じる音である。

問題
心音または心電図波形と心周期における現象との組合せで正しいのはどれか。
  1. 1. 心音のⅠ音 ── 僧帽弁の閉鎖 ✓
  2. 2. 心音のⅡ音 ── 大動脈弁の開放
  3. 3. 心電図のP波 ── His束の伝導
  4. 4. 心電図のQRS波 ── 洞房結節の伝導
  5. 5. 心電図のT波 ── 心室筋の脱分極

正答:1番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 43.2%難問

44人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 心音のⅠ音 ── 僧帽弁の閉鎖

Ⅰ音は心室収縮の始まりに房室弁(僧帽弁・三尖弁)が閉じる音である。心音は「弁が閉じる音」、心電図の波は「どこが脱分極・再分極するか」で組み合わせる。


【各選択肢の解説】

1. 心音のⅠ音 ── 僧帽弁の閉鎖(=正答)
✅ 正しい。心室が収縮を始めて心室内圧が心房内圧を上回ると、房室弁(僧帽弁・三尖弁)が閉じてⅠ音が生じる。
2. 心音のⅡ音 ── 大動脈弁の開放
❌ 誤り。弁の開放は通常音にならない。正しくは、Ⅱ音は心室収縮の終わりに大動脈弁・肺動脈弁が閉鎖する音である。
3. 心電図のP波 ── His束の伝導
❌ 誤り。His束の伝導は心電図に波として現れず、PQ間隔の中に含まれる。正しくは、P波は心房の脱分極を表す。
4. 心電図のQRS波 ── 洞房結節の伝導
❌ 誤り。洞房結節の興奮そのものは体表心電図に波として現れない。正しくは、QRS波は心室の脱分極を表す。
5. 心電図のT波 ── 心室筋の脱分極
❌ 誤り。心室の脱分極はQRS波である。正しくは、T波は心室筋の再分極を表す。

【試験対策ポイント】

波・音対応する現象
P波心房の脱分極
PQ間隔房室結節〜His束〜脚の伝導時間を含む
QRS波心室の脱分極
T波心室の再分極
Ⅰ音房室弁(僧帽弁・三尖弁)の閉鎖
Ⅱ音動脈弁(大動脈弁・肺動脈弁)の閉鎖
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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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