第57回 理学療法士国家試験 午後 第33問
理学療法評価学第57回午後
第57回 理学療法士国家試験 午後 第33問(理学療法評価学)の正答は 5 です。Westphal現象は他動的に関節を動かした際、急に抵抗(筋緊張亢進)が生じる現象で、Parkinson病の固縮(強剛)の評価で用いられます。
問題
Parkinson病の評価で適切なのはどれか。
- 1. Beevor徴候
- 2. Finkelstein test
- 3. MAS
- 4. SARA
- 5. Westphal現象 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 40%参考値
10人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — Westphal現象
Westphal現象は他動的に関節を動かした際、急に抵抗(筋緊張亢進)が生じる現象で、Parkinson病の固縮(強剛)の評価で用いられます。
【各選択肢の解説】
1. Beevor徴候
❌ 誤り。腹直筋の上下不均衡で臍が偏位する徴候で、脊髄損傷など腹筋麻痺の評価に用います。
❌ 誤り。腹直筋の上下不均衡で臍が偏位する徴候で、脊髄損傷など腹筋麻痺の評価に用います。
2. Finkelstein test
❌ 誤り。母指を握って尺屈させる検査で、de Quervain病(狭窄性腱鞘炎)の評価です。
❌ 誤り。母指を握って尺屈させる検査で、de Quervain病(狭窄性腱鞘炎)の評価です。
3. MAS〈Modified Ashworth Scale〉
❌ 誤り。痙縮(脳卒中・脊損など)の筋緊張を評価する尺度で、Parkinson病の固縮評価では一般的ではありません。
❌ 誤り。痙縮(脳卒中・脊損など)の筋緊張を評価する尺度で、Parkinson病の固縮評価では一般的ではありません。
4. SARA
❌ 誤り。SARAは運動失調(小脳性)の重症度評価尺度で、Parkinson病の評価ではありません。
❌ 誤り。SARAは運動失調(小脳性)の重症度評価尺度で、Parkinson病の評価ではありません。
5. Westphal現象
✅ 正しい。他動運動時の急な抵抗増大で、Parkinson病の固縮(鉛管様・歯車様強剛)の評価に用います。
✅ 正しい。他動運動時の急な抵抗増大で、Parkinson病の固縮(鉛管様・歯車様強剛)の評価に用います。
【試験対策ポイント】
Parkinson病の評価はHoehn&Yahr分類(I〜V)・UPDRSが代表。固縮の他動運動時所見がWestphal現象。MAS=痙縮、SARA=小脳失調、Finkelstein=de Quervain病、Beevor=腹筋麻痺と、それぞれの対応疾患をセットで覚えると混同しません。
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