第57回 理学療法士国家試験 午後 第40問
整形外科学第57回午後
第57回 理学療法士国家試験 午後 第40問(整形外科学)の正答は 3 です。肘関節脱臼は、手をついて転倒し肘が過伸展されたときに、前腕骨(尺骨・橈骨)が上腕骨に対して後方へ外れる後方脱臼が最も多い。
問題
関節と生じやすい脱臼の組合せで正しいのはどれか。
- 1. 胸鎖関節 ――― 後方脱臼
- 2. 肩関節 ――― 後方脱臼
- 3. 肘関節 ――― 後方脱臼 ✓
- 4. 股関節 ――― 前方脱臼
- 5. 足関節 ――― 前方脱臼
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 54.1%標準
37人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 肘関節 ――― 後方脱臼
肘関節脱臼は、手をついて転倒し肘が過伸展されたときに、前腕骨(尺骨・橈骨)が上腕骨に対して後方へ外れる後方脱臼が最も多い。
【各選択肢の解説】
1. 胸鎖関節 ――― 後方脱臼
❌ 誤り。後方脱臼はまれである。正しくは胸鎖関節は前方脱臼が多い(後方脱臼は気管・大血管を圧迫しうる)。
❌ 誤り。後方脱臼はまれである。正しくは胸鎖関節は前方脱臼が多い(後方脱臼は気管・大血管を圧迫しうる)。
2. 肩関節 ――― 後方脱臼
❌ 誤り。肩関節の後方脱臼はけいれん発作・感電などで起こるが少ない。正しくは肩関節は前方脱臼が大部分で、外転・外旋位で生じる。
❌ 誤り。肩関節の後方脱臼はけいれん発作・感電などで起こるが少ない。正しくは肩関節は前方脱臼が大部分で、外転・外旋位で生じる。
3. 肘関節 ――― 後方脱臼
✅ 正しい。肘を伸ばして手をつくと肘頭が上腕骨の肘頭窩に当たって支点となり、てこの作用で前腕骨が後方へ外れる。
✅ 正しい。肘を伸ばして手をつくと肘頭が上腕骨の肘頭窩に当たって支点となり、てこの作用で前腕骨が後方へ外れる。
4. 股関節 ――― 前方脱臼
❌ 誤り。前方脱臼は少ない。正しくは股関節は後方脱臼が多く、屈曲・内転・内旋位で膝に前から力が加わる(ダッシュボード損傷)と起こる。
❌ 誤り。前方脱臼は少ない。正しくは股関節は後方脱臼が多く、屈曲・内転・内旋位で膝に前から力が加わる(ダッシュボード損傷)と起こる。
5. 足関節 ――― 前方脱臼
❌ 誤り。足関節は骨折を伴わない純粋な脱臼がまれで、多くは果部骨折を伴う脱臼骨折である。正しくは足関節の脱臼は果部骨折を伴う脱臼骨折として起こることが多く、前方脱臼が典型ではない。
❌ 誤り。足関節は骨折を伴わない純粋な脱臼がまれで、多くは果部骨折を伴う脱臼骨折である。正しくは足関節の脱臼は果部骨折を伴う脱臼骨折として起こることが多く、前方脱臼が典型ではない。
【試験対策ポイント】
| 関節 | 多い方向 | 補足 |
|---|---|---|
| 肩 | 前方 | 外転・外旋位 |
| 肘 | 後方 | 手をついて過伸展 |
| 股 | 後方 | 屈曲・内転・内旋位、坐骨神経麻痺に注意 |
| 胸鎖 | 前方 | 後方は気管・大血管の圧迫に注意 |
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