第60回 理学療法士国家試験 午前 第87問
理学療法評価学第60回午前
第60回 理学療法士国家試験 午前 第87問(理学療法評価学)の正答は 5 です。整形外科の徒手検査の名前と、調べる対象を結びつける問題である。
問題
股関節屈曲拘縮を調べるのはどれか。
- 1. Allisテスト
- 2. McMurrayテスト
- 3. Patrickテスト
- 4. Simmondsテスト
- 5. Thomasテスト ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 87.2%やさしい
39人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — Thomasテスト
整形外科の徒手検査の名前と、調べる対象を結びつける問題である。Thomasテストは背臥位で反対側の股関節を最大屈曲させて腰椎の前弯を消し、検査側の大腿が床から浮けば股関節屈曲拘縮と判定する。
【各選択肢の解説】
1. Allisテスト
❌ 誤り。背臥位で両膝を立て、左右の膝の高さを比べる。正しくは股関節脱臼(発育性股関節形成不全)や大腿骨・下腿の長さの左右差をみる検査である。
❌ 誤り。背臥位で両膝を立て、左右の膝の高さを比べる。正しくは股関節脱臼(発育性股関節形成不全)や大腿骨・下腿の長さの左右差をみる検査である。
2. McMurrayテスト
❌ 誤り。膝を屈曲位から回旋させながら伸展し、クリックや痛みをみる。正しくは半月板損傷の検査である。
❌ 誤り。膝を屈曲位から回旋させながら伸展し、クリックや痛みをみる。正しくは半月板損傷の検査である。
3. Patrickテスト
❌ 誤り。股関節を屈曲・外転・外旋(足を反対側の膝に乗せる肢位)にして痛みをみる。正しくは股関節や仙腸関節の障害をみる検査である。
❌ 誤り。股関節を屈曲・外転・外旋(足を反対側の膝に乗せる肢位)にして痛みをみる。正しくは股関節や仙腸関節の障害をみる検査である。
4. Simmondsテスト
❌ 誤り。腹臥位で下腿三頭筋をつかみ、足関節が底屈するかをみる。正しくはアキレス腱断裂の検査で、断裂していると底屈しない。
❌ 誤り。腹臥位で下腿三頭筋をつかみ、足関節が底屈するかをみる。正しくはアキレス腱断裂の検査で、断裂していると底屈しない。
5. Thomasテスト
✅ 正しい(=正答)。腰椎の前弯で代償させずに、股関節の屈曲拘縮を見つける検査である。
✅ 正しい(=正答)。腰椎の前弯で代償させずに、股関節の屈曲拘縮を見つける検査である。
【試験対策ポイント】
| 検査 | 調べるもの |
|---|---|
| Thomas | 股関節屈曲拘縮 |
| Ely | 大腿直筋の短縮 |
| Allis | 膝の高さの左右差(股関節脱臼・脚長差) |
| Patrick | 股関節・仙腸関節の障害 |
| McMurray | 半月板損傷 |
| Simmonds(Thompson) | アキレス腱断裂 |
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