PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第60回 理学療法士国家試験 午後 第25問

神経疾患理学療法第60回午後

第60回 理学療法士国家試験 午後 第25問(神経疾患理学療法)の正答は 3 です。二分脊椎では機能残存レベルにより移動能力が決まります。

問題
短下肢装具で自立歩行が可能な二分脊椎児。該当する機能残存レベルの上限はどれか。
  1. 1. L2
  2. 2. L3
  3. 3. L4
  4. 4. L5
  5. 5. S1

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 50%参考値

20人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:3番 — L4

二分脊椎では機能残存レベルにより移動能力が決まります。短下肢装具(AFO)で自立歩行が可能となる上限はL4レベルです。L4では前脛骨筋・大腿四頭筋が働き、膝伸展と足背屈が確保されます。


【各選択肢の解説】

1. L2
❌ 誤り。L2レベルでは膝伸展・足関節の制御が不十分で、長下肢装具(KAFO)などが必要となり短下肢装具での自立歩行は困難です。
2. L3
❌ 誤り。大腿四頭筋(膝伸展)は働き始めるが足背屈・足部の安定が不十分で、短下肢装具のみでの自立歩行の上限とはいえません。
3. L4
✅ 正しい。L4まで残存すると前脛骨筋・大腿四頭筋が機能し、短下肢装具で実用的な自立歩行が可能となる上限レベルです。
4. L5
❌ 誤り。L5は機能がさらに良好で短下肢装具で歩行可能だが、「短下肢装具で自立歩行できる上限」を問う本問の答えはより高位のL4です。
5. S1
❌ 誤り。S1は下腿三頭筋まで働き歩行能力は良好。上限を問う設問の正答にはなりません。

【試験対策ポイント】

二分脊椎・脊髄損傷の移動能力は機能残存レベルで決まる。装具の目安:L1-2=KAFO/車椅子併用、L3=KAFO中心、L4=AFOで自立歩行(上限)、L5・S1=AFOまたは装具なしで歩行可。L4で前脛骨筋・大腿四頭筋が確保され膝伸展+足背屈が成立する点がキー。Sharrardの分類と対応させて整理する。

📗 PTカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「理学療法学(評価・治療)」第7章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

PT国試ノート 頻出だけを、1冊に。 12科目・全84章/過去問18回分(第44〜61回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 運動学・解剖学は無料 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
全科目セット 850円・買い切り / 12科目・全84章。運動学・解剖学は無料で読めます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | PTの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(脳血管等・運動器・呼吸器・心大血管・小児・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国18,875か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第60回 全問一覧

▶ 神経疾患理学療法 の過去問一覧

▶ 「脳性麻痺・小児」の過去問88問まとめを見る

スポンサーリンク(広告)