PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第61回 理学療法士国家試験 午後 第56問

解剖学第61回午後

第61回 理学療法士国家試験 午後 第56問(解剖学)の正答は 1 です。視床は主に後大脳動脈から出る穿通枝(視床穿通動脈・視床膝状体動脈)と後脈絡叢動脈に栄養される(一部は後交通動脈の枝)。

問題
後大脳動脈から分枝する血管に栄養されているのはどれか。
  1. 1. 視床 ✓
  2. 2. 被殻
  3. 3. 淡蒼球
  4. 4. 尾状核
  5. 5. 扁桃体

正答:1番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 44.1%難問

111人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 視床

視床は主に後大脳動脈から出る穿通枝(視床穿通動脈・視床膝状体動脈)と後脈絡叢動脈に栄養される(一部は後交通動脈の枝)。被殻・淡蒼球・尾状核は主に中大脳動脈系などの穿通枝の領域である。


【各選択肢の解説】

1. 視床
✅ 正しい(=正答)。視床の大部分は後大脳動脈の穿通枝に栄養され、視床出血・梗塞の責任血管として重要である。
2. 被殻
❌ 誤り。被殻は中大脳動脈のレンズ核線条体動脈に栄養される。正しくは被殻出血の責任血管もこの動脈である。
3. 淡蒼球
❌ 誤り。淡蒼球は前脈絡叢動脈(内頸動脈の枝)とレンズ核線条体動脈に栄養される。正しくは後大脳動脈の領域ではない。
4. 尾状核
❌ 誤り。尾状核は前大脳動脈(Heubner反回動脈)と中大脳動脈(レンズ核線条体動脈)の穿通枝に栄養される。正しくは後大脳動脈の領域ではない。
5. 扁桃体
❌ 誤り。扁桃体は主に前脈絡叢動脈(内頸動脈の枝)に栄養される。正しくは後大脳動脈の代表的な栄養域ではない。

【試験対策ポイント】

部位主な栄養血管
視床後大脳動脈の穿通枝(一部は後交通動脈)
被殻中大脳動脈(レンズ核線条体動脈)
尾状核前大脳動脈(Heubner反回動脈)・中大脳動脈
淡蒼球前脈絡叢動脈・レンズ核線条体動脈

高血圧性脳出血の好発部位(被殻=中大脳動脈系、視床=後大脳動脈系)と結びつけて覚える。

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