| 検査名 | 略称 | 特徴 |
|---|---|---|
| 標準失語症検査 | SLTA | 日本で最も広く使われる総合的検査 |
| WAB失語症検査 | WAB | 失語指数(AQ)を算出。タイプ分類も可能 |
| SALA失語症検査 | SALA | 認知神経心理学モデルに基づく掘り下げ検査 |
| 失語症語彙検査 | TLPA | 類義語判断が特徴。語彙属性を統制 |
| 実用コミュニケーション能力検査 | CADL | ICFの「活動」レベルを評価 |
| 重度失語症検査 | — | 重度例でも実施可能。非言語課題を含む |
| 失語症構文検査 | — | 統語理解・産生、理解ストラテジーを評価 |
| 標準失語症検査補助テスト | SLTA-ST | SLTAで評価しきれない部分を補う |
| トークンテスト | — | 聴覚的理解力・把持力を評価 |
日本で最も標準的に使われる失語症の総合評価検査。
SLTAでは評価できない部分を補う。
認知神経心理学的モデルに基づく。「どのモジュールが障害されているか」を特定するための検査。
認知神経心理学的モデルに基づく。語の親密度・心像性・語長を統制している。
| 下位検査 | 評価対象 |
|---|---|
| 類義語判断 | 意味システム(認知システム)← 特徴的 |
| 呼称 | 語彙アクセス・意味→音韻変換 |
| 語音弁別 | 語音認知 |
ICFの「活動」レベルを評価。日常的なコミュニケーション場面を想定した課題。
語順通りに最初の名詞を主語として解釈する方略。
この方略を使う患者は受動文や語順が入れ替わった文の理解が困難になる。
色・形・大きさの異なるトークン(コマ)を操作。聴覚的理解力と把持力を評価。
音韻操作能力を評価。キーワード法(仮名文字訓練)の適応判断に使用。
意味記憶(意味システム)を評価。絵→絵の意味的関連を判断する。
非言語性知能・視覚的推論を評価。失語症者にも実施可能。WABにも含まれる。
| 検査 | 計算課題 | ICF領域 |
|---|---|---|
| SLTA | あり | 心身機能 |
| WAB | あり | 心身機能 |
| CADL | あり(日常場面) | 活動 |
| SLTA-ST | なし | 心身機能 |
| SALA | なし | 心身機能 |