第2章|言語・コミュニケーション・摂食嚥下支援

対応過去問 5問/難易度 ★★★★☆
📝 このノートはAI編集部が過去問から作成した学習用まとめです。基礎医学領域は専門監修前のため、診断基準・数値・薬剤などの細部は必ず成書・最新ガイドラインで確認してください。
この章のねらい:ここがSTの本丸です。脳性麻痺の言語・コミュニケーション支援は、①発話の特徴(ディサースリア)を理解し、②呼吸・姿勢を土台に発声発語を引き出し、③足りない表出をAACで補う——という流れで組み立てます。国試では「重度児に正確な構音の反復ドリル」「理解2歳児に文字盤で呼称訓練」のような発達段階・重症度に合わない支援を選ばせるひっかけが定番です。①発話の特徴 ②発声発語アプローチ ③AAC ④摂食嚥下支援で整理します。

2-1 脳性麻痺の発話の特徴(ディサースリア)

脳性麻痺の発話は、呼吸・発声・共鳴・構音・プロソディの各段階が運動障害を受ける運動障害性構音障害(ディサースリア)です。とくにアテトーゼ型で顕著になります。

段階脳性麻痺での特徴
呼吸呼吸コントロール不良→プロソディ・声の大きさに影響
発声努力性・気息性、声質の異常、声の大きさが一定しない
共鳴鼻咽腔閉鎖不全→開鼻声、鼻咽腔構音が生じることがある
構音誤り方が一定しない、明瞭度が姿勢・場面で変動
プロソディ抑揚の異常が出やすい
発話の特徴で正しい(19-172):正しいのは「声の質は努力性である」「抑揚に異常が出やすい」。誤り=鼻咽腔構音はない(→生じうる)/構音の誤り方は一定である(→一定しない)/声の大きさは一定である(→一定しない)。運動障害由来のため「その時々で変動する」のが機能性構音障害との違い。
「一定か・変動か」で切る:脳性麻痺の発話は誤り方・声量・明瞭度がいずれも変動的。「一定である」と書かれた選択肢はほぼ誤りと覚えると速い。
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この章の続きで扱う内容
  • 2-2 発声・発語を促すアプローチ
  • 2-3 AAC(拡大・代替コミュニケーション)
  • 2-4 摂食嚥下の支援