「脳性麻痺(CP)」は分類上は基礎医学(小児科・リハビリテーション系)ですが、STにとっては「自分の専門がまるごと関わる疾患」です。脳性麻痺の子どもは、運動障害性構音障害(ディサースリア)・摂食嚥下障害・言語発達の遅れ・AAC(拡大代替コミュニケーション)という、STの主要テーマをいくつも重ねて抱えます。ST国試では毎回1問前後ながら安定して出題され、①定義と病態(非進行性・満2歳まで発現)、②原因(周産期の低酸素虚血性脳症・脳室周囲白質軟化症PVL・核黄疸)、③運動障害による型分類(痙直型・アテトーゼ型・失調型・混合型)、④言語・発話症状とコミュニケーション支援、⑤早期療育・知能評価が繰り返し問われます。本ノートは、過去問16問を根拠に3章でリーンに整理します(診断基準・数値・分類は医学寄りのため要監修)。