第3章|乳幼児期の発達

対応過去問 17問/難易度 ★★★★☆
この章のねらい:乳幼児期は知覚・社会性・心の理論・愛着が一気に育つ、国試最頻出の範囲です。「どの現象が何か月・どの段階で出現するか」の月齢ひっかけが繰り返し出ます。ここはSTにとって最重要で、共同注意・三項関係・社会的参照は前言語期コミュニケーションの中核心の理論は語用論・自閉スペクトラム支援視知覚・気質は評価の基礎です。正常な出現時期を体に入れておくことが、言語発達障害の早期発見に直結します。

3-1 新生児期の反応と運動発達 ― 「もうある」か「まだない」か

新生児期(生後4週まで)にすでにみられる反応と、生後9か月頃の「9か月革命」で出現する反応を区別できるかが問われます。

時期みられる反応
新生児期からある自発的微笑(新生児微笑)共鳴動作(原初的模倣)情動伝染(他児の泣きにつられて泣く)・原始反射
生後9か月頃から三項関係(自己・他者・対象)・社会的参照・共同注意・指さし

「新生児期にまだ現れない」→三項関係・社会的参照(自発的微笑・共鳴動作・情動伝染はすでにある)。
「新生児期からみられる」→情動伝染(パラシュート反応=6〜9か月/分離不安=8か月頃/内言=幼児期後期/三項関係=9か月頃で、いずれも新生児期より後)。

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この章の続きで扱う内容
  • 3-2 乳児の知覚研究法 ― 話せない乳児をどう調べるか
  • 3-3 社会性の発達 ― 月齢のマイルストーン
  • 3-4 心の理論・気質・自己意識
  • 3-5 愛着の発達段階 ― 人見知りはいつ出るか