生涯発達心理学はST国試の基礎分野(心理学)で毎回コンスタントに出題される、1回あたり平均5問の頻出科目です。中身は①発達の原理と認知発達理論(ピアジェ・ゲゼル)、②社会情動的発達の理論(エリクソン・ヴィゴツキー・ブルーナー・愛着)、③乳幼児期の発達(知覚・気質・心の理論・社会的参照)、④児童期・青年期、⑤成人期・老年期という「発達段階を追う縦軸」で並びます。出題の大半は「人名↔理論↔キーワード」「発達現象↔出現時期(月齢・段階)」の組合せ問題で、人名マップと発達年表を一度作れば一気に得点源になります。生涯発達心理学は、STにとって言語発達障害の評価・訓練の前提(正常発達を知らなければ逸脱は判定できない)であり、小児のコミュニケーション支援(心の理論・愛着・情動)や高齢者リハ・障害受容の支援(老年期・死の受容)の土台でもあります。各章の冒頭でST臨床とのつながりを示しました。