第2章 音韻論・モーラ・アクセント

言語学 第2章

2-1 モーラと音節

モーラ(拍)と音節の違い

モーラ数音節数ずれる原因
象(ぞう)21長音「う」が1モーラを増やす
汽車(きしゃ)22特殊拍を含まない → 一致
時計(とけい)32長音(けい=けー)が1モーラを増やす
蜜柑(みかん)32撥音「ん」が1モーラを増やす
切符(きっぷ)32促音「っ」が1モーラを増やす

モーラ(拍)=かな1字分で、長音・撥音(ん)・促音(っ)も単独で1モーラと数える。音節=母音を核とするまとまりで、特殊拍は直前のかなに吸収されて1音節に含まれる。したがって特殊拍を1つ含む語は必ず「モーラ数=音節数+1」になる。

音節数とモーラ数が一致するのは長音・撥音・促音(特殊拍)を含まない語。「汽車(きしゃ)」はき・しゃでモーラ2・音節2の一致例。拗音「しゃ」は2字で1モーラ・1音節である点にも注意。

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この章の続きで扱う内容
  • 2-2 アクセント
  • 2-3 形態音韻論的交替
  • 確認問題