第3章 形態論

言語学 第3章

3-1 形態素・異形態

形態素とは

意味を持つ最小の言語単位。

異形態(allomorph)

同一形態素が異なる音形で現れたもの
  • 条件:同一の形態素であること
  • 音形が異なっていても同一形態素を表す

異形態の例:

  • 雨(あめ)→ 雨足(あまあし)の「あめ」と「あま」は同一形態素の異形態
  • 「雨合羽(あまがっぱ)」の「あま」・「小雨(こさめ)」の「さめ」は同一形態素の異形態

異形態でない組み合わせ(同一形態素を含まない):

  • 「愛す」と「愛しい」→ 同一形態素を含まない(愛す:動詞、愛しい:形容詞で別語源)
  • 「押す」と「惜しい」→ 同一形態素でない

異形態は「同一音素の場合に限られる」は誤り。音形が異なっていてもよい。

ここから先は「ST国試ノート」の内容です
全22科目まとめて850円(買い切り・追加課金なし)。購入済みのアカウントでログインすると、この章の続きがそのまま表示されます。
失語症言語発達障害学は登録なしで全章読めます。まず中身を確かめてから決めてください。
ST国試ノートを見る / 失語症を無料で読む
この章の続きで扱う内容
  • 3-2 語の構造・語形成
  • 3-3 表記・漢字
  • 確認問題